特許
J-GLOBAL ID:200903033099707446
インバータのデジタル電流制御装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
鈴江 武彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-047222
公開番号(公開出願番号):特開平5-252795
出願日: 1992年03月04日
公開日(公表日): 1993年09月28日
要約:
【要約】【目的】本発明は、より一層デッドタイム補償効果のある電圧指令値を求めて、インバータの出力電流波形の歪をなくせることを最も主要な目的としている。【構成】本発明は、複数個のスイッチング素子からなるインバータの出力電流を検出する電流検出手段と、速度指令値と負荷の速度信号とから速度制御演算を行ない電流指令値を出力する速度制御演算手段と、電流検出手段からの電流値と速度制御演算手段からの電流指令値とから電流制御演算を行ない電圧指令値を出力する電流制御演算手段と、電流制御演算手段からの電圧指令値とキャリア発生手段からのキャリア信号とを比較して、インバータのスイッチング素子のゲート信号を出力するPWM手段と、インバータのスイッチング素子間に設けられ、当該スイッチング素子間が導通状態であることを検出する導通検出手段、および導通検出手段からの検出信号によりスイッチング素子間の導通時間をカウントし、当該カウント値を電流制御演算手段に対して電圧指令値の補償信号として出力する計数手段よりなるデットタイム補償手段とを備えたことを特徴としている。
請求項(抜粋):
複数個のスイッチング素子を直列に接続したものを複数組並列に接続してなり、直流電力を交流電力に変換して負荷へ供給するインバータの出力電流をデジタル制御する装置において、前記インバータの出力電流を検出する電流検出手段と、速度指令値と前記負荷の速度信号とを入力して速度制御演算を行ない、電流指令値を出力する速度制御演算手段と、前記電流検出手段により検出された電流値と前記速度制御演算手段からの電流指令値とを入力して電流制御演算を行ない、電圧指令値を出力する電流制御演算手段と、前記電流制御演算手段からの電圧指令値とキャリア発生手段からのキャリア信号とを比較して、前記インバータのスイッチング素子のゲート信号を出力するPWM手段と、前記インバータのスイッチング素子間に設けられ、当該スイッチング素子間が導通状態であることを検出する導通検出手段、および前記導通検出手段からの検出信号により前記スイッチング素子間の導通時間をカウントし、当該カウント値を前記電流制御演算手段に対して電圧指令値の補償信号として出力する計数手段よりなるデットタイム補償手段と、を備えて成ることを特徴とするインバータのデジタル電流制御装置。
IPC (2件):
H02P 7/63 302
, H02M 7/48
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