特許
J-GLOBAL ID:200903033116248345

金属板製のピルファープルーフ型ねじ蓋

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石井 暁夫 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-288889
公開番号(公開出願番号):特開平9-132255
出願日: 1995年11月07日
公開日(公表日): 1997年05月20日
要約:
【要約】【目的】ねじ蓋を瓶口から取り外してリング状切除部をブリッジ部の箇所において筒部本体から引き千切った後に、筒部本体の下端縁に鋭く尖ったバリ状部が残って怪我の原因となることを防止する。【構成】筒部本体3aとリング状切除部3bとを繋ぐブリッジ部9,10のうち、リング状切除部3bを分断するための主スコアー12が隣接した広幅ブリッジ部9に、ごく細幅の補助切り込み11を形成する。広幅ブリッジ部9が円周方向に分断されるため、単純にリング状切除部3bを引っ張っただけであっても、広幅ブリッジ部9は殆ど痕跡の残らない綺麗な状態に千切れる。
請求項(抜粋):
瓶口の頂面の箇所に位置する天板部と、この天板部から下向きに延びる筒部とから成り、前記筒部のうち下端寄りの部位に、当該筒部の内外両側に貫通した状態で円周方向に延びる複数本の主切り込みを、引き千切り可能な複数個のブリッジ部と交互に断続して延びるように形成することにより、筒部のうち前記主切り込みよりも上方の部位を筒部本体と成し、主切り込みよりも下方の部位を筒部本体から切り離し可能なリング状切除部と成し、前記複数個のブリッジ部のうちいずれか一つのブリッジ部を、他のブリッジ部よりも横幅寸法の大きい広幅ブリッジ部に設定し、更に、前記筒部におけるリング状切除部のうち前記広幅ブリッジ部に近接した部位に、軸方向に延びる薄肉状のスコアーを形成し、更に、前記筒部本体にねじ部を形成し、このねじ部を瓶口に螺合した状態で、前記リング状切除部の下端縁を、瓶口の外周面に形成した環状突起の下面に折り曲げ係止することにより、瓶口に嵌着するように構成した金属板製のねじ蓋において、前記筒部における各ブリッジ部のうち広幅ブリッジ部に、当該広幅ブリッジを円周方向に沿って分断する補助切り込みを、広幅ブリッジ部の内外に貫通するようにして形成したこと、を特徴とする金属板製のピルファープルーフ型ねじ蓋。

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