特許
J-GLOBAL ID:200903033117317596

無効電力補償装置及びその制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山下 一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-158528
公開番号(公開出願番号):特開2008-312370
出願日: 2007年06月15日
公開日(公表日): 2008年12月25日
要約:
【課題】電流検出器を必要とせず、制御の多重化における待機系側に誤差が蓄積しない無効電力補償装置及びその制御方法を提供する。【解決手段】系統に接続されたリアクトル12と、リアクトル12と直列に接続されたサイリスタ13と、系統の交流電圧を検出する電圧検出手段3と、サイリスタ13の点弧角を制御する制御手段4とで構成する。制御手段4は、交流電圧から交流電圧指令値を減算して第1の電圧偏差を求める演算手段41と、第1の電圧偏差から交流電流推定値にスロープリアクタンスを乗算した値を減算して第2の電圧偏差を求める演算手段42と、第2の電圧偏差を入力とし、この第2の電圧偏差がゼロになるようにその出力である無効電力指令を調整する電圧補償手段43と、無効電力指令に応じてサイリスタ13の点弧角を制御する点弧制御手段46とを備える。交流電流推定値は、無効電力指令に交流電圧と定格電圧との比を乗算して求める。【選択図】図1
請求項(抜粋):
交流電力系統に接続されたリアクトルと、 このリアクトルと直列に接続された逆並列構成のサイリスタと、 前記交流電力系統の交流電圧を検出する電圧検出手段と、 前記サイリスタの点弧角を制御する制御手段と を備え、 前記制御手段は、 前記交流電圧から交流電圧指令値を減算して第1の電圧偏差を求める第1の演算手段と、 前記第1の電圧偏差から交流電流推定値にスロープリアクタンスを乗算した補正電圧値を減算して第2の電圧偏差を求める第2の演算手段と、 前記第2の電圧偏差を入力とし、この第2の電圧偏差がゼロになるようにその出力である無効電力指令を調整する電圧補償手段と、 前記無効電力指令に応じて前記サイリスタの点弧角を制御する点弧制御手段と を有し、 前記交流電流推定値は、前記無効電力指令に前記交流電圧と前記交流電力系統の定格電圧との比を乗算して求めるようにしたことを特徴とする無効電力補償装置。
IPC (3件):
H02J 3/12 ,  H02J 3/18 ,  G05F 1/70
FI (3件):
H02J3/12 ,  H02J3/18 C ,  G05F1/70 N
Fターム (12件):
5G066FA01 ,  5G066FB08 ,  5G066FC12 ,  5H420BB03 ,  5H420BB12 ,  5H420CC05 ,  5H420EA05 ,  5H420EB05 ,  5H420FF03 ,  5H420LL01 ,  5H420LL04 ,  5H420LL06
引用特許:
出願人引用 (2件)

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