特許
J-GLOBAL ID:200903033117807658

暗視野型光熱変換分光分析装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 長谷川 芳樹 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-032237
公開番号(公開出願番号):特開平9-229883
出願日: 1996年02月20日
公開日(公表日): 1997年09月05日
要約:
【要約】【課題】 高感度でS/N比が良い簡易な構成からなる暗視野型光熱変換分光分析装置を提供する。【解決手段】 ポンプ用光源50から出力されたポンプ光Aは、被測定物70に集光照射され、その照射位置近傍に熱レンズが形成される。プローブ用光源60から出力されたプローブ光Bも、熱レンズが形成される位置に照射される。このプローブ光Bは、熱レンズの焦点距離とレンズ径に応じた拡がり角で発散され出力される。そして、熱レンズで発散されたプローブ光Bのうち、光軸付近の光束は遮蔽板82の遮蔽領域82aで遮蔽されるが、光軸から一定距離以上離れた光束は遮蔽板82で遮蔽されることなく光検出器86で検出される。熱レンズが形成された位置における被測定物70の濃度に応じたものであるので、光検出器86からの出力信号に基づいて、被測定物70の濃度が検出される。
請求項(抜粋):
ポンプ光が照射されて被測定物に形成される熱レンズにプローブ光を入射させ、前記熱レンズから出力される前記プローブ光に基づいて、前記被測定物の分光分析を行う暗視野型光熱変換分光分析装置であって、前記ポンプ光を出力するポンプ用光源部と、前記プローブ光を出力するプローブ用光源部と、前記ポンプ光と前記プローブ光とを入力し、前記ポンプ光を前記被測定物の所定位置に集光照射して前記熱レンズを形成するとともに、前記プローブ光を前記所定位置に照射する照射光学系と、前記所定位置に前記熱レンズが形成されていないときに前記被測定物から出力される前記ポンプ光と前記プローブ光とを遮蔽する遮蔽手段を備え、前記被測定物の前記所定位置から出力される前記ポンプ光と前記プローブ光とを入力し、前記遮蔽手段によって遮蔽された光束以外の光束を出力する受光光学系と、前記受光光学系から出力された光束を検出する光検出器と、を備えることを特徴とする暗視野型光熱変換分光分析装置。
IPC (2件):
G01N 25/16 ,  G01N 21/41
FI (2件):
G01N 25/16 C ,  G01N 21/41 Z

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