特許
J-GLOBAL ID:200903033119316953

可塑化された脂肪族ポリエステル組成物及びその成型品

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 西岡 義明
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-300079
公開番号(公開出願番号):特開平9-137047
出願日: 1995年11月17日
公開日(公表日): 1997年05月27日
要約:
【要約】【課題】 耐熱性に優れるが、堅く脆いという欠点を持つ高融点脂肪族ポリエステルを、効果的に加塑化して耐衝撃性や柔軟性を改良し、しかも化塑剤の混合による透明度の低下を改善することを目的とする。【解決手段】 本発明では、融点150°C以上の脂肪族ポリエステルを主成分とする高融点重合体を骨格成分とし、それに可塑成分として融点130°C以下の脂肪族ポリエステルを主成分とする低融点重合体または/およびそのオリゴマーが混合されており、且つ両者が共通の脂肪族ポリエステルの分子鎖セグメントを持つことにより相互親和性が改善されている組成物を提供する。
請求項(抜粋):
下記(1)、(2)および(3)の項目をすべて満足することを特徴とする可塑化された脂肪族ポリエステル組成物。(1)融点150°C以上の脂肪族ポリエステルを主成分とする高融点重合体(A)のセグメントと、融点130°C以下の脂肪族ポリエステルを主成分とする低融点重合体(B)のセグメントとが結合されたブロック共重合体(C)又はそのオリゴマー(D)と、[高融点重合体(A)、低融点重合体(B)、及びブロック共重合体(C)とは異なる共重合比率のブロック共重合体(E)]の群より選ばれた少なくとも1種の重合体又はそのオリゴマーとの混合物である。(2)低融点重合体(B)、そのオリゴマー及びそのセグメントの重量が、全重量の3〜60%を占める。(3)オリゴマーの占める重量が、全重量の50%以下である。
IPC (3件):
C08L 67/00 LPD ,  C08J 5/18 CFD ,  D01F 6/84 301
FI (3件):
C08L 67/00 LPD ,  C08J 5/18 CFD ,  D01F 6/84 301 G
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 乳酸系ポリマー組成物
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-265048   出願人:大日本インキ化学工業株式会社
  • 特開平4-335060

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