特許
J-GLOBAL ID:200903033121976626

自動化学分析装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 野口 繁雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-261791
公開番号(公開出願番号):特開平8-101202
出願日: 1994年09月30日
公開日(公表日): 1996年04月16日
要約:
【要約】【目的】 試料テーブルにおいた特定試料を反復使用するとともに、劣化した特定試料を使用しないように自動的に管理する。【構成】 特定試料管理部30はID読取り機構32から特定試料の有効時間情報その他の情報を読み取って入力する。特定試料の測定が必要になったときに、その分析に先立って試薬注入機構16の試薬庫に保冷されて保持されている特定試料を試薬プローブで試料注入機構6の試料テーブルにおかれた空の試料カップに分注し、分析に使用する。試料注入機構6に分注された特定試料は、その時間が有効時間範囲内にある間は反復使用されるが、有効時間を越えるとその特定試料は使用しないように特定試料管理部30により管理される。
請求項(抜粋):
キュベットを兼ね試料と試薬とを反応させる反応容器を配列し、反応容器を保温しながら搬送する反応ラインと、試薬テーブルに複数の試料カップを保持し、反応容器に試料を分注する試料サンプリング機構と、保冷された試薬庫に複数の試薬を保持し、試薬プローブにより試薬を反応容器に分注する試薬注入機構と、反応容器内の反応液の吸光度を測定する吸光光度計と、を少なくとも備えた自動化学分析装置において、試薬プローブを試料テーブル上の試料カップにも分注できる位置に配置し、試薬庫に特定試料を保持するとともに、特定試料には有効時間情報を含む識別情報を与えておき、試薬庫の特定試料を試薬プローブにより試料テーブル上の空の試料カップに分注し、試料カップに分注された特定試料を試料プローブにより反応容器に分注するとともに、試料カップに分注された特定試料が試料カップ内に存在する時間が識別情報に含まれた有効時間を越えたときは試薬庫の特定試料を空の試料カップに再度分注するように特定試料を管理する特定試料管理部を設けたことを特徴とする自動化学分析装置。

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