特許
J-GLOBAL ID:200903033122068413

核酸プローブ・アレイ基板の温度制御装置、及び、これを用いた遺伝子検出方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 金田 暢之 ,  伊藤 克博 ,  石橋 政幸
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-183247
公開番号(公開出願番号):特開2004-028694
出願日: 2002年06月24日
公開日(公表日): 2004年01月29日
要約:
【課題】種々の遺伝子チップに適用可能であり、加えて、遺伝子チップ全体の温度を高い再現性・均一性で制御することが可能な温度制御手段を具え、さらには、低コスト性をも満足する、核酸プローブ基板を用いた遺伝子の検出、測定に利用される装置、ならびに、該装置を利用して、遺伝子核酸の検出、測定を行う方法を提供する。【解決手段】汎用性を有する形状の、熱伝導性に優れた材質を用いた構成される良熱伝導性材料を、遺伝子チップの基板背面、もしくは、検出用一本鎖核酸断片を固定化した面の対面に、実質的に基板面全体を覆う、あるいは、狭着される形態で配置することで、基板面全体の面内方向の熱拡散を向上させ、加えて、かかる良熱伝導性材料を介して、熱の授受を行う。【選択図】 図5
請求項(抜粋):
ハイブリダイゼーション法に基づき、検体中に含有される目的とする遺伝子DNAを検出するため、該目的遺伝子DNAの塩基配列に対して、相補的な塩基配列を有する一本鎖核酸断片を含む核酸プローブ複数種を基板表面にアレイ状に固定化した基板に対して、遺伝子検出操作中、該検体及び該基板の温度制御を行う核酸プローブ・アレイ基板の温度制御装置であって、 前記一本鎖核酸断片複数種を基板表面にアレイ状に固定化した基板の背面に対して、基板背面と狭着される良熱伝導性材料と、 前記良熱伝導性材料と接触する加熱手段もしくは冷却手段と、 前記加熱手段もしくは冷却手段と良熱伝導性材料との間を移動する熱量を制御し、良熱伝導性材料の温度を制御する手段とを具え、 前記良熱伝導性材料の温度制御を介して、狭着される前記基板の温度制御を行う機能を有することを特徴とする核酸プローブ・アレイ基板の温度制御装置。
IPC (5件):
G01N33/53 ,  C12M1/00 ,  C12N15/09 ,  C12Q1/68 ,  G01N37/00
FI (5件):
G01N33/53 M ,  C12M1/00 ,  C12Q1/68 A ,  G01N37/00 102 ,  C12N15/00 A
Fターム (31件):
4B024AA11 ,  4B024AA19 ,  4B024CA01 ,  4B024CA09 ,  4B024CA11 ,  4B024HA14 ,  4B024HA20 ,  4B029AA07 ,  4B029AA21 ,  4B029AA23 ,  4B029AA27 ,  4B029BB20 ,  4B029CC01 ,  4B029CC02 ,  4B029CC03 ,  4B029CC08 ,  4B029FA12 ,  4B029FA15 ,  4B063QA01 ,  4B063QA13 ,  4B063QQ42 ,  4B063QQ52 ,  4B063QR32 ,  4B063QR35 ,  4B063QR38 ,  4B063QR55 ,  4B063QR84 ,  4B063QS34 ,  4B063QS36 ,  4B063QS39 ,  4B063QX02

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