特許
J-GLOBAL ID:200903033126082313

刈取収穫機の操向制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 北村 修
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-108963
公開番号(公開出願番号):特開平6-319306
出願日: 1993年05月11日
公開日(公表日): 1994年11月22日
要約:
【要約】【目的】 茎稈列に対する機体の位置と機体の進入角度の情報に基づいてより適切な操向制御を行う。特に、孫株等のために左右の操向制御用センサの検出値が異常に小さくなることがあっても上記操向制御の信頼性を確保する。【構成】 機体前部の刈取処理部に設けられた分草具とその分草具の左右両側に導入される茎稈列との横間隔を検出する左右一対の操向制御用センサS1,S2が設けられ、分草具が両側の茎稈列に対して適正状態になるように操向装置12L,12Rを作動させる操向制御手段100が、両センサの検出値の和が設定値以上であるときの検出情報にのみ基づいて、両センサの検出値の差より茎稈列に対する位置を判別し、又その差の時間的な変化より茎稈列に対する進入角度を判別し、その位置及び進入角度の情報に基づいて操向制御を実行する。
請求項(抜粋):
機体(V)の前部に付設された刈取処理部(3)に、複数個の分草具(4A〜4D)が機体横幅方向に間隔を隔てる状態で設けられ、前記複数個の分草具(4A〜4D)のうちの特定の分草具(4B)の左右両側に導入される茎稈列とその分草具(4B)との横間隔を検出する左右一対の操向制御用センサ(S1,S2)が設けられ、前記左右一対の操向制御用センサ(S1,S2)の情報に基づいて、前記特定の分草具(4B)がその左右両側の茎稈列に対して設定適正状態に維持されるように、前記機体(V)の操向装置(12L,12R)を作動させる操向制御手段(100)が設けられた刈取収穫機の操向制御装置であって、前記操向制御手段(100)は、前記左右一対の操向制御用センサ(S1,S2)の検出値の和が設定値以上であるときの検出情報にのみ基づいて、前記左右一対の操向制御用センサ(S1,S2)の検出値の差より前記茎稈列に対する位置を判別するとともに、前記左右一対の操向制御用センサ(S1,S2)の検出値の差の時間的な変化より前記茎稈列に対する進入角度を判別し、且つ、その位置及び進入角度の情報に基づいて前記操向制御を実行するように構成されている刈取収穫機の操向制御装置。

前のページに戻る