特許
J-GLOBAL ID:200903033129431491

自己修復機能を有する流体封入構造体

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-111603
公開番号(公開出願番号):特開2005-096406
出願日: 2004年03月08日
公開日(公表日): 2005年04月14日
要約:
【課題】シーラント層を流体封入構造体に効率よく接着する方法、膨潤液をシーラント層に注入する方法、シーラント層に凸凹ができることを防止する方法、流体封入構造体を延ばして成形するためにシーラント層も延びるようにする方法の提供。【解決手段】シーラント層Pbを流体封入構造体本体に接着するに際し、熱融着シート、ブチルゴムを用いた。また、シーラント層に膨潤液を入れる構成として、表裏に穴のあいたシーラント層を膨潤液中に入れ、膨潤液に圧力を与えてシーラント層内に膨潤液を強制注入させたり、膨潤液の混入されたシーラント層に圧力を与えることで、均一な厚さのシーラント層を得る構成とした。さらに延び方向に菱形としてジグザグ縫いを行うことで、シーラント層も延びる構造とした。【選択図】図3
請求項(抜粋):
内外壁を備え、内部の空洞内に液体または気体を封入する流体封入構造体(以下流体封入構造体本体と称する)からの流体漏洩を防止するため、流体封入構造体の壁面に、吸水性物体を覆って壁面との間に担持するカバーを配置し、前記吸水性物体の内部に膨潤用の液体を注入しまたは予め混入して膨潤した吸水性物体を備えた流体封入構造体(以下シーラントを有する流体封入構造体とも称する)において、吸水性物体を2枚以上の柔軟なカバーの間にサンドイッチして、2枚のシートを縫合して吸水性物体を担持し、膨潤液を混入したシーラント層(以下膨潤液混入シーラント層を吸水シーラント層といい、膨潤液の混入されていないシーラント層を単にシーラント層と称する)を作る。この吸水シーラント層と流体封入構造体本体壁面など、接着を必要とする箇所に熱接着性シートを挟み、80°C〜250°Cの温度の熱と0.01〜10MPaの圧力を与えてシーラント層を流体封入構造体本体に熱接着することを特徴とする流体封入構造体。
IPC (1件):
B29C73/20
FI (1件):
B29C73/20
Fターム (10件):
4F213AH20 ,  4F213AH29 ,  4F213AH60 ,  4F213WA95 ,  4F213WB01 ,  4F213WM02 ,  4F213WM05 ,  4F213WM14 ,  4F213WM26 ,  4F213WM39

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