特許
J-GLOBAL ID:200903033129598159

オーステナイト系ステンレス熱延鋼帯の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 穂上 照忠 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-112823
公開番号(公開出願番号):特開平5-023703
出願日: 1991年05月17日
公開日(公表日): 1993年02月02日
要約:
【要約】【目的】オーステナイト系ステンレス熱延鋼帯の表面両端部に発生する“小山へげ”と称する微細な割れ疵の減少を図る。【構成】オーステナイト系ステンレス熱延鋼帯の製造に際し、素材のスラブの加熱はその表面温度が1230°C以上になってからの保持時間を90分以下とした上、下記の (イ) 〜 (ハ) のうちのいずれか一つ以上の対策を施す。(イ) 素材のスラブとして、オッシレーションマークの平均深さが0.2mm以下のスラブを用いる。(ロ) 加熱後、スラブの両側面の厚み中央部にスラブ厚の2〜15%の窪みをスラブ長手方向にわたって付与する。(ハ) 熱間圧延の初期の3パス以上をロール径が1000mm以下の小径ロールにて圧延を行う。【効果】“小山へげ”が大幅に減少することにより、コイル研削手入れが省略できるとともに歩留りが向上する。
請求項(抜粋):
素材のオーステナイト系ステンレス鋼のスラブを加熱した後、所定板厚に熱間圧延し、コイルに巻き取るオーステナイト系ステンレス熱延鋼帯の製造方法において、前記加熱はスラブの表面温度が1230°C以上になってからの保持時間を90分以下とする条件で行い、かつ下記 (イ) 〜 (ハ) のうちのいずれか一つ以上の対策を施すことを特徴とするオーステナイト系ステンレス熱延鋼帯の製造方法。(イ) 素材のスラブとして、オッシレーションマークの平均深さが0.2mm以下のスラブを用いる。(ロ) 加熱後、スラブの両側面の厚み中央部にスラブ厚の2〜15%の深さの窪みをスラブ長手方向にわたって付与する。(ハ) 熱間圧延の初期の3パス以上をロール径が1000mm以下の小径ロールにて圧延を行う。
IPC (4件):
B21B 3/02 ,  B21B 1/02 ,  B21B 45/00 ,  C21D 9/46
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開昭60-159982
  • 特開平3-287142

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