特許
J-GLOBAL ID:200903033133941798
ポリエチレンテレフタレートの製造方法
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
小川 勝男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-267704
公開番号(公開出願番号):特開2000-095851
出願日: 1998年09月22日
公開日(公表日): 2000年04月04日
要約:
【要約】【課題】本発明は、3つの反応器を用い、所定のエステル化反応条件と重合触媒としてSb化合物、コバルト化合物、リン化合物、Ti化合物を特定量添加することにより色調の優れた糸切れの少ない繊維用のポリエステルを製造することにある。反応に必要な反応器を最少限とし、最適な反応条件により色調の優れた繊維用のポリエステルを製造する。【解決手段】繊維用ポリエステルの製造装置として、エステル化反応器、初期重合反応器、最終重合反応器の3缶とし、エステル化反応器と初期重合反応器には外部撹拌動力源を持たない反応器とし、最終重合反応器は横形一軸式の低速回転型の反応器とし、最適なエステル化反応条件と重合触媒としてSb化合物、コバルト化合物、リン化合物、Ti化合物を特定量添加することにより達成される。
請求項(抜粋):
芳香族ジカルボン酸またはその誘導体とグリコール類とを反応させて、平均重合度3から7以下のオリゴエステルまたはポリエステルを製造するエステル化反応工程、該成生物を重縮合させて、平均重合度70から135まで重縮合反応させる重縮合反応工程からなり、エステル化反応工程の滞留時間を2から3.5時間、反応温度270°Cから290°C、反応圧力を100kPa以下とし、重合反応工程に至る前の工程において、下記式の(1)、(2)、(3)、(4)に示す濃度の金属化合物を添加することにより、極限粘度0.51〜0.8(dl/g)、酸価20〜50(当量/ton)、ポリエステル組成物中のジエチレングリコール濃度1.6mol%以下、カラーL値72以上の繊維用ポリエステルを製造することを特徴とするポリエステルの連続製造方法。120<Sb<380 (1)10<P<50 (2)0≦Co<25 (3)1800<Ti<2500 (4)ただし、上記の濃度はポリマー10<SP>6</SP>g当たりの金属重量(g)を示す。上記極限粘度はフェノール50wt%、テトラクロルエタン50wt%を溶媒としオストワルド粘度計を用いて30°Cで測定して算出、酸価はベンジルアルコールを溶媒とし、200°C、5分加熱溶解し、中和滴定により測定、ジエチレングリコール(DEG)はポリマーをKOHメタノール溶液で加熱、加水分解後、試料溶液をガスクロマトグラフィーにて分析後、DEG含有量を定量した。カラー値は日本電色工業製、SE2000により測定したものである。
IPC (6件):
C08G 63/82
, C08G 63/78
, C08G 63/85
, C08G 63/86
, D01F 6/62 306
, D01F 6/62
FI (6件):
C08G 63/82
, C08G 63/78
, C08G 63/85
, C08G 63/86
, D01F 6/62 306 E
, D01F 6/62 306 G
Fターム (25件):
4J029AA03
, 4J029AB04
, 4J029AC01
, 4J029AD01
, 4J029AD02
, 4J029AD10
, 4J029AE02
, 4J029BA03
, 4J029CB06A
, 4J029JA091
, 4J029JB171
, 4J029JC581
, 4J029JF323
, 4J029JF471
, 4J029JF571
, 4J029KB25
, 4J029KC01
, 4J029KD01
, 4J029KD05
, 4J029KD17
, 4J029KE03
, 4J029KE07
, 4L035EE20
, 4L035GG01
, 4L035HH10
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