特許
J-GLOBAL ID:200903033134719720

乗り心地評価装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 吉田 研二 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-081576
公開番号(公開出願番号):特開平10-281945
出願日: 1997年03月31日
公開日(公表日): 1998年10月23日
要約:
【要約】【課題】 乗り物に着座した乗員の乗り心地を高精度に評価する。【解決手段】 乗り物のフロア、シート座面、シートバックの振動量を状態検出手段10で検出し、物理量演算部14で直接振動が伝達される人体部位が受ける直接的な振動に関する第1の物理量及び直接振動が伝達されない人体部位が受ける間接的な振動に関する第2の物理量を算出する。第1の物理量としては乗員の背中と臀部に作用する圧迫力とせん断力とし、前記第2の物理量としては乗員の首と腹部に作用するねじれ力と屈曲力とする。評価係数部16で前記第1および第2の物理量に対応する係数を前記第1および第2の物理量に乗算することにより評価量を算出し、評価演算部18で前記評価量と所定の評価基準値との比較により乗り心地を評価する。従来では考慮されていなかった間接力も評価の物理量として加味することで、従来以上に高精度の乗り心地評価が可能となる。
請求項(抜粋):
少なくとも乗り物のフロア、シート座面、シートバックの振動量を検出する状態検出手段と、前記状態検出手段で検出された状態量に基づいて、直接振動が伝達される部位が受ける直接的な振動に関する第1の物理量及び直接振動が伝達されない人体部位で人体各部の相対的動きによって生じる間接的な振動に関する第2の物理量を算出する物理量演算手段と、前記第1及び第2の物理量に対応する係数を前記第1及び第2の物理量に乗算することにより評価量を算出する評価係数手段と、前記評価量と所定の評価基準値との比較により乗り心地を評価する評価演算手段と、を有することを特徴とする乗り心地評価装置。
IPC (2件):
G01M 17/04 ,  G01M 17/007
FI (2件):
G01M 17/04 ,  G01M 17/00 Z
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • サスペンションの制御ゲイン調整装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-311833   出願人:日本電装株式会社, 株式会社豊田中央研究所
  • 計測用ダミー
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-181111   出願人:日産自動車株式会社
  • 運動評価方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-032739   出願人:株式会社日立製作所
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