特許

J-GLOBAL ID：200903033137397235

皮膚透過分泌物中のアルコール濃度測定装置

発明者： 津田 孝雄 ,  北川 慎也 ,  大橋 俊夫 ,  亀井 智成
出願人/特許権者： 津田 孝雄
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平9-087157
公開番号（公開出願番号）：特開平10-239309
出願日： 1997年02月27日
公開日（公表日）： 1998年09月11日
要約：

【要約】【課題】 皮膚を透過して分泌される汗などの皮膚透過分泌物を非侵襲的に採取し、その分泌物中のアルコール濃度を定量的に測定し、非観血的に体内のアルコール濃度を測定できる装置を提供することを課題とする。【解決手段】 皮膚と密着し、皮膚透過分泌物を採取するためのカプセルとカプセルと連通するコンプレッサ、流量計、除湿器による除湿空気供給部と、カプセルと連通する水分量計、ペンレコーダによる皮膚透過分泌物の採取量測定部と、分泌物の採取もしくは、アルコール濃度測定部への分泌物の注入を切替える採取注入切替弁と、採取注入切替弁と連通する分泌物を採取後、管内に保持するための保持管と、液体窒素を用いた分泌物保持部と、保持した分泌物を移行するためのキャリアガスによる分泌物移行部と、ガスクロマトグラフによる分泌物中のアルコール濃度を測定するためのアルコール濃度測定部を設ける構成にすることである。

請求項（抜粋）：

外部から除湿空気流入穴を通して流入される除湿空気と皮膚を透過して分泌される汗などの分泌物と前記除湿空気とを拡散混合させる皮膚に密着したカプセルと、分泌物採取の際、採取注入切替弁を採取側に操作することにより、前記カプセルと連通する保持管と、保持管内の分泌物を保持管内に冷却保持するための外部に設置した極低温化保持手段とを備え、さらに、前記採取注入切替弁を注入側に操作し、分泌物をアルコール濃度測定部へ注入する際、前記保持管と連通するアルコール濃度測定部と、前記保持管内に保持された分泌物を前記アルコール濃度測定部に移行する分泌物移行手段を備えたことを特徴とする皮膚透過分泌物中のアルコール濃度測定装置。

IPC (5件)：

G01N 33/50 ,  A61B 5/00 ,  G01N 1/10 ,  G01N 1/28 ,  G01N 33/48

FI (5件)：

G01N 33/50 X ,  A61B 5/00 N ,  G01N 1/10 B ,  G01N 33/48 S ,  G01N 1/28 J