特許
J-GLOBAL ID:200903033137880599

改良された不純物特性をもつメタノールカルボニル化法のためのロジウム/無機ヨウ化物触媒系

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 社本 一夫 (外5名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-519640
公開番号(公開出願番号):特表2003-508363
出願日: 2000年08月07日
公開日(公表日): 2003年03月04日
要約:
【要約】本発明方法は、先行技術によるメタノールカルボニル化法の改良を提供する。これによりカルボニル不純物の生成が実質的に減少する。全反応圧約15〜約40気圧において水素分圧を約0.1〜4psiaに維持することにより、メタノールカルボニル化反応におけるカルボニル不純物、特にアセトアルデヒド、クロトンアルデヒドおよび2-エチルクロトンアルデヒドの生成が減少することを見いだした。
請求項(抜粋):
触媒として有効な量のロジウムを含有する反応媒体を収容するカルボニル化反応器内でメタノールと一酸化炭素供給材料を反応させることによる酢酸の製造方法であって、不純物を少なくするために 反応の進行に際し、反応媒体中に少なくとも約0.1重量%の有限濃度から14重量%未満までの水を、(a)触媒安定剤および補助促進剤として有効な約2〜約20重量%のヨウ化物イオン濃度を維持する量の、反応温度で反応媒体に可溶性の塩;(b)約1〜20重量%のヨウ化メチル;(c)約0.5〜30重量%の酢酸メチル;(d)全反応圧15〜40気圧を含む反応条件で約0.1〜4psiaの分圧の水素;(e)反応混合物中の金属ロジウムの重量基準で少なくとも500重量ppmの濃度のロジウム;ならびに(f)酢酸;と共に維持することにより触媒安定性およびシステム生産性を維持することにより改良された方法。
IPC (3件):
C07C 51/12 ,  C07C 53/08 ,  C07B 61/00 300
FI (3件):
C07C 51/12 ,  C07C 53/08 ,  C07B 61/00 300
Fターム (19件):
4H006AA02 ,  4H006AC46 ,  4H006BA03 ,  4H006BA24 ,  4H006BA28 ,  4H006BA29 ,  4H006BA37 ,  4H006BA49 ,  4H006BA50 ,  4H006BB17 ,  4H006BC10 ,  4H006BC11 ,  4H006BC34 ,  4H006BC36 ,  4H006BE20 ,  4H006BE40 ,  4H006BS10 ,  4H039CA65 ,  4H039CF30
引用特許:
審査官引用 (2件)

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