特許
J-GLOBAL ID:200903033139428030

マルチプロセッサシステムの構成制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小川 勝男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-059725
公開番号(公開出願番号):特開2000-259586
出願日: 1999年03月08日
公開日(公表日): 2000年09月22日
要約:
【要約】【課題】構成制御時間を短縮するマルチプロセッサシステムの構成制御方法の提供。【解決手段】読み出し時には格納されている情報に従い応答を変える特徴を有し、システムLSI内の複数のプロセッサから読み出し可能な複数の記憶素子と、その複数の記憶素子上に実現される構成制御処理の管理テーブルと、この管理テーブルを読み出すことで、構成制御する対象を変える立上げプログラム内の構成制御処理プログラム。
請求項(抜粋):
複数のプロセッサと、複数の記憶装置と、複数の入出力装置と、システムLSIを含むマルチプロセッサシステムであって、前記複数のプロセッサと、前記複数の記憶装置と、前記複数の入出力装置は、前記システムLSIに接続され、前記複数の記憶装置と前記複数の入出力装置は、それぞれ、その構成制御処理が並列に実施可能であり、前記システムLSIは、前記複数の記憶装置と前記複数の入出力装置の構成制御処理の未実施と実施中もしくは実施済みの状態を管理情報として記憶する管理テーブルを含み、前記管理テーブルは、前記マルチプロセッサシステムのリセット時には前記管理情報が全て未実施を示し、管理情報の読み出し時には、未実施を示す情報から実施を示す情報に変化させる特徴を持ち、前記複数の記憶装置にはシステムの構成制御プログラムが格納され、前記構成制御プログラムは、前記管理テーブルの管理情報と前記複数の記憶装置と前記複数の入出力装置とを対応させるポインタを有し、電源投入後、前記複数のプロセッサは前記構成制御プログラムのポインタに従い、前記管理テーブルを読み出すことで、前記ポインタに対応する前記複数の記憶装置あるいは前記入出力装置の前記管理情報に従い構成制御の実施対象を判断し、前記管理テーブルは、前記管理情報が読み出されたことで管理情報を未実施から実施に変化させることで、前記構成制御の実施対象として選択された装置を、別のプロセッサが重複して構成制御の実施対象と判断することを防ぎ、前記複数のプロセッサが前記複数の記憶装置および前記複数の入出力装置を重複せず構成制御することを特徴とするマルチプロセッサシステムの構成制御方法。
Fターム (2件):
5B045HH04 ,  5B045JJ46

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