特許
J-GLOBAL ID:200903033152977930

缶内圧検査装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 正武 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-311048
公開番号(公開出願番号):特開平9-226728
出願日: 1996年11月21日
公開日(公表日): 1997年09月02日
要約:
【要約】【課題】 缶詰の内圧が適正か否かや、缶詰が正立状態(正常状態)にあるか、異常状態(倒立状態あるいは転倒状態)にあるかを検出可能とする。【解決手段】 缶内圧検査装置Kは、巻き締め後の缶詰1が通常正立した状態で缶搬送コンベア10上を搬送される際に、缶詰1の内圧を検査する。缶検知センサ31a,31bは、缶搬送コンベア10上の缶詰1の下端部1bを検知する。変位センサ(缶内圧センサ)27は、缶詰1の上端部の変位(膨らみ具合)を検出し、内圧を概略検査する。図示しない制御部は、缶検知センサ31a,31bにより缶詰1が検知された場合に、変位センサ27を動作させる。缶詰が倒立している場合や転倒している場合には、変位センサ27はそれぞれ缶詰のドーム状の缶底面や周面に対向するので、これらの場合に、検出した変位が適正範囲外にあったり変位測定不可能となるので、異常と判定し警報器に警報を発生させる。
請求項(抜粋):
巻き締め後の缶詰が、正規の状態で正立して缶搬送コンベア上を搬送されてくる缶搬送ラインにおいて、前記缶詰の内圧を検査するための缶内圧検査装置であって、前記缶搬送コンベア上の前記缶詰の下端部に対向する位置に設けられて、前記下端部を検知するための缶検知センサと、前記缶詰の上面との距離を検出するための変位センサと、前記距離の適正範囲を予め設定するための設定部と、警報器と、前記缶検知センサにより缶詰が検知されたときに前記変位センサを動作させて前記距離を検出させるとともに、この検出された距離が予め設定された適正範囲内の場合には、この缶詰を正立・内圧適正缶と判定し、一方、検出された距離がそれぞれ前記適正範囲の下限値より小さい場合、上限値より大きい場合には、この缶詰をそれぞれ正立・内圧高不良缶、低不良缶と判定し、前記警報器に警報を発生させるための制御信号を出力する制御部と、を備えていることを特徴とする缶内圧検査装置。

前のページに戻る