特許
J-GLOBAL ID:200903033154109260

既成杭による地中拡底杭

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 武田 賢市
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-078405
公開番号(公開出願番号):特開平8-246445
出願日: 1995年03月10日
公開日(公表日): 1996年09月24日
要約:
【要約】【目的】 既成杭3の下端に孔底拡開部2内へ拡大した鉄筋8により補強された拡底部を設ける地中拡底杭であって、杭3の下端に杭荷重により折れ曲がる鉄筋8よりも短い支柱12を突設しておくことにより、鉄筋拡大後の硬化材22の投入から硬化までの間、杭3の孔内での支持を可能とする。【構成】 既成杭3の下端に、両端が上方端板6と下方端板7との間に固定された鉄筋8と、上端を上方端板6に固定し下端を自由端13とした鉄筋8よりも短い鉄パイプ状の支柱12とが突設された鉄筋篭5を取付けて、杭3の荷重により支柱12の下端が下方端板7へ当接することで鉄筋8を孔底拡開部2内へ屈曲拡大させると共に、支柱12により杭孔内へ挿入された杭3の荷重を支持する。
請求項(抜粋):
孔底拡開部内に杭径よりも大きい鉄筋補強型の拡底部を設ける既成杭による地中拡底杭であり、既成杭3の下端に、杭挿入時は中間部外径が杭径よりも大きくない鉄筋篭5が連結され、該鉄筋篭5は上下の端板6,7とこれらの端板6,7との間に連結されて、杭挿入後に加えられる上方からの押圧力により、予め所要位置に設けた複数個の軸着部9が孔底拡開部2内で折れ曲がって、中間部外径が杭径よりも孔底拡開部2の内周面方向へ放射状に拡大する鉄筋8と、前記上下両端板6,7間の鉄筋8と平行する位置に、上端を上方端板6に固定して下端が下方端板7に対し自由端13となるように突出され、前記上方からの押圧力により鉄筋8が拡大した位置で、下方自由端13が前記下方端板7と当接することで、杭3の荷重を支える前記鉄筋8よりも短い支柱12を備えていることを特徴とする既成杭による地中拡底杭。
IPC (3件):
E02D 5/44 ,  E02D 5/48 ,  E02D 5/54
FI (3件):
E02D 5/44 A ,  E02D 5/48 ,  E02D 5/54

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