特許
J-GLOBAL ID:200903033155550857

データ転送方法及びそのシステム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 合田 潔 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-319619
公開番号(公開出願番号):特開平6-282528
出願日: 1993年12月20日
公開日(公表日): 1994年10月07日
要約:
【要約】【目的】 データ処理システムにおいてデータ転送の効率を向上させる方法及びシステムを提供すること。【構成】 多数のプロセッサのそれぞれが、共通バスを介して転送されるデータを記憶するための付属のバッファを有している。共通バスはプロセッサとメモリを互いに接続している。多数のプロセッサの各々は、他の1つのプロセッサが作業を試みた後の特定の期間中、共通バスを継続的にモニタし、そしてその試みた作業がデータ処理システム内のデータ・コヒーレンスに違背しそうな場合に選択された制御信号を出すことができる。該制御信号が共通バス上に出された場合は、バッファからそのプロセッサへのデータ転送が禁止される。該制御信号が共通バス上に出されない場合は、バッファからそのプロセッサへデータのデータ転送が許可される。
請求項(抜粋):
共通バスを介して互いに接続されたメモリ及び多数のプロセッサを有し、該多数のプロセッサのそれぞれがデータを記憶するための付属のバッファを備え、該多数のプロセッサのそれぞれが該共通バスを継続的にモニタし、該多数のプロセッサの中の別のプロセッサが試行した作業がデータ処理システム内のデータ・コヒーレンスに違背する可能性がある場合には、該試行された作業後の特定の期間中に選択された制御信号を出すことができる、該メモリから該多数のプロセッサの1つへのデータ転送効率を向上させるためのデータ処理システムにおける方法であって、前記多数のプロセッサの1つからの要求に応じて、前記特定の期間中に前記メモリから該多数のプロセッサの1つに付属するバッファへデータを転送するステップと、前記データを前記バッファに記憶するステップと、前記特定の期間中に前記共通バスをモニタするステップと、前記共通バス上に前記選択された制御信号が存在する場合には、前記バッファから前記多数のプロセッサの前記1つへのデータ転送を禁止するステップと、前記特定の期間中に前記共通バス上に前記選択された制御信号が存在しない場合には、前記バッファから前記多数のプロセッサの前記1つへのデータ転送を許可するステップとを含む、データ処理システムにおけるデータ転送効率を向上させる方法。
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平2-281356
  • 特開平2-230345

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