特許
J-GLOBAL ID:200903033162043944
動圧軸受のシール装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
後藤 隆英
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-260818
公開番号(公開出願番号):特開平9-079272
出願日: 1995年09月13日
公開日(公表日): 1997年03月25日
要約:
【要約】【課題】 簡易な構成で、軸受部23からの潤滑流体24の漏出を良好に防止することを可能とする。【解決手段】 軸受部23とシール部27との間に従来のような膨張性の大きい空間を形成しないように軸受部23内の潤滑流体24をシール部27内に連続して一連に充填するとともに、シール部27内における潤滑流体24の液面24aをシール部材25の外方拡大傾斜壁面25aの途中位置に接触させて、シール部材25の傾斜壁面25aに対する潤滑流体24の液面曲率を外方側に向かって徐々に小さくし、さらに潤滑流体24が外部漏出しようとした場合における余剰の潤滑流体24を貯留しておく潤滑流体溜め部28を設けることによって、潤滑流体24の保持力を高めて潤滑流体24の外部漏出を良好に防止するように構成したもの。
請求項(抜粋):
回転軸と軸受部材とが対向して形成された軸受部内に所定の潤滑流体が充填され、当該潤滑流体の動圧によって上記回転軸が回転自在に支承されるとともに、上記回転軸とシール部材とが対向して形成されたシール部によって、前記潤滑流体の外部側への漏出が防止されるように構成された動圧軸受のシール装置において、上記潤滑流体は、当該潤滑流体の液面が前記シール部材の回転軸対向壁面に接触するように前記軸受部からシール部まで連続して一連に充填され、前記シール部内における潤滑流体の液面位置は、シール部材の回転軸対向壁面の軸方向途中位置に設定されているとともに、上記シール部材の回転軸対向面は、回転軸との間の距離が外部側に向って徐々に拡大する傾斜壁面に形成され、且つ当該シール部材には、前記シール部に開口して余剰の潤滑流体を貯溜する潤滑流体溜め部が設けられている、ことを特徴とする動圧軸受のシール装置。
IPC (2件):
FI (2件):
F16C 33/74 C
, F16C 33/10 Z
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