特許
J-GLOBAL ID:200903033163307465

燃料電池およびそれに用いる電極の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 須山 佐一 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-309133
公開番号(公開出願番号):特開平5-144444
出願日: 1991年11月25日
公開日(公表日): 1993年06月11日
要約:
【要約】【目的】 酸性電解質型燃料電池における酸化剤極の活性化分極を抑制し、電極性能を大幅に向上させることにより、電池性能の向上を図り、ひいてはコストダウンを図ることを可能にした燃料電池を提供する。【構成】 多孔質触媒層を有する一対のガス拡散電極と、これら一対のガス拡散電極によって挟持された酸性電解質を保持する電解質層とを有する燃料電池、例えばリン酸型燃料電池や高分子電解質型燃料電池である。ガス拡散電極のうち酸化剤極として、耐熱耐酸性の担持体21上に概ね互いに重ならないで島状に存在する貴金属触媒22の表面を、酸素溶解性および酸素拡散性を有する耐熱耐酸性のプロトン伝導性薄膜23、あるいは耐熱耐酸性を有する高分子ネットワークで酸素溶解性および酸素拡散性を有するプロトン伝導性物質を保持した薄膜26で覆った酸素還元触媒を用いる。
請求項(抜粋):
多孔質触媒層を有する一対のガス拡散電極と、これら一対のガス拡散電極によって挟持された酸性電解質層とを備えた燃料電池において、前記ガス拡散電極のうち酸化剤極に、耐熱耐酸性の担持体上に概ね互いに重ならないで島状に存在する貴金属触媒の表面を、酸素溶解性および酸素拡散性を有する耐熱耐酸性のプロトン伝導性薄膜で覆った酸素還元触媒を用いたことを特徴とする燃料電池。
IPC (2件):
H01M 4/90 ,  H01M 4/88

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