特許
J-GLOBAL ID:200903033163864720

転写ベルトの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 近島 一夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-291414
公開番号(公開出願番号):特開平11-125974
出願日: 1997年10月23日
公開日(公表日): 1999年05月11日
要約:
【要約】【課題】トナー像の二次転写後の転写材を、中間転写ドラム表面から良好に分離する。【解決手段】遠心成型機の型16を回転させながらその内面に熱硬化性のウレタン樹脂を注入して加硫を行い、加熱して硬化させて基層15を形成し、つづいて、表層14を注入、硬化させて脱型してベルト部材13′を形成する。このベルト部材13′における内面側のエアー面13aを表面側に、また外面側の、型16の内面に接触する接触面を裏面側に表裏反転して、転写ベルト13として使用する際には、エアー面13aが転写材Pに接触するようにする。エアー面13aは平滑度が高いので、トナー像二次転写後の転写材の分離時に、転写材と転写ベルト13との実質的な接触面積が広くなり、転写ベルトの静電容量が大きくなる。転写材と中間転写ベルト13とに間に作用する静電吸着力を、転写材と中間転写ドラムとの間のそれよりも大きくすることができ、分離製が向上する。
請求項(抜粋):
像担持体との間に転写材を挟持搬送するとともに、前記転写材に電荷を付与して前記像担持体上のトナー像を前記転写材上に静電的に転写し、また、トナー像転写後の転写材を前記像担持体表面から静電的に分離する導電性の転写ベルトの製造方法において、遠心成型機の円筒状の型を回転させながら、その内面に液状樹脂を注入し、該液状樹脂を硬化させて無端状のベルト部材を形成し、脱型後、該ベルト部材における内面側のエアー面を表面側に、また外面側の前記型の内面に接触する接触面を裏面側に表裏反転して、前記エアー面を前記転写材に接触させる、ことを特徴とする転写ベルトの製造方法。
IPC (2件):
G03G 15/16 ,  B29D 29/00
FI (2件):
G03G 15/16 ,  B29D 29/00

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