特許
J-GLOBAL ID:200903033167174451

ロータリ圧縮機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 安富 耕二 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-192539
公開番号(公開出願番号):特開平10-037874
出願日: 1996年07月22日
公開日(公表日): 1998年02月13日
要約:
【要約】【課題】 密閉容器の大きさをこれまでと同等の大きさに保持しながら、より高圧の冷媒ガスを扱うことを可能にすること。【解決手段】 密閉容器21の下部にシリンダ22が設けられる。シャフト23は密閉容器21の軸心に沿ってシリンダ22を貫いて設けられ、上部軸受24および下部軸受25によって回転可能に支承される。このシャフト23のピン部には環状のローラ26が装着される。上部軸受24にはローラまわりの吸入室と密閉容器21の内部とを連通させる吸入口27が形成され、またローラまわりの圧縮室と密閉容器21の内部と区画された吐出空間29とを連通させる吐出口30が形成される。
請求項(抜粋):
円筒状の密閉容器と、この密閉容器内の下部に設けられたシリンダと、前記密閉容器の軸心に沿って設けられ、前記シリンダの貫通部で上部および下部軸受によってそれぞれ支承され、該シリンダ内で回転するローラを有するシャフトと、前記シリンダの上方にあって前記密閉容器の内周に沿って設けられた固定子コアと、この固定子コアと同芯を保って前記シャフトに設けられた回転子コアとからなるモータとを備え、運転時、前記シリンダ内で回転するローラのまわりにベーンを介して吸入室および圧縮室が形成されるように構成してなるロータリ圧縮機において、前記ローラのまわりの該吸入室と前記密閉容器の内部とを連通させるように前記上部軸受に吸入口を設けると共に、前記ローラのまわりの該圧縮室と前記密閉容器の内部と区画された空間とを連通させるように前記上部軸受に吐出口を設け、外部から前記密閉容器内に流入した低温、低圧の冷媒ガスが前記吸入口から前記吸入室に入り、前記圧縮室に導かれて圧縮され、高温、高圧の冷媒ガスとして前記吐出口から前記区画された空間を通って器外に導かれるように構成したことを特徴とするロータリ圧縮機。

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