特許
J-GLOBAL ID:200903033170850719

多塩素化芳香族化合物の処理方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 小松 秀岳 (外3名) ,  小松 秀岳
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-017303
公開番号(公開出願番号):特開平7-223974
出願日: 1994年02月14日
公開日(公表日): 1995年08月22日
要約:
【要約】【目的】 環境汚染物質である多塩素化芳香族化合物、例えば、多塩素化ビフェニルで汚染された炭化水素油、特に変圧器等の絶縁油に適用され、公害防止上の有用な脱塩素化技術を提供する。また、完全クローズドな処理サイクルを提供する。【構成】 多塩素化芳香族化合物または多塩素化芳香族化合物を含む炭化水素油より多塩素化芳香族化合物を除去して無害化するに際して、アルカリ金属水酸化物を反応剤として用い、ポリエチレングリコールジアルキルエーテルの存在下で加熱撹拌する反応により、多塩素化芳香族化合物の塩素を取り除くことを特徴とする多塩素化芳香族化合物の処理方法並びに、得られた反応後の系より、冷却によりアルカリ金属水酸化物を固形物として回収し、水を加えることにより炭化水素油を分離し、分離後の水を含むポリエチレングリコールジアルキルエーテル層からポリエチレングリコールジアルキルエーテルを回収することから成り、回収物を再使用する。
請求項(抜粋):
多塩素化芳香族化合物または多塩素化芳香族化合物を含む炭化水素油より多塩素化芳香族化合物を除去するに際して、アルカリ金属水酸化物を反応剤として用い、一般式R1O-[CH2-CH2-O-]nR2[ここでnは1以上30未満、R1、R2は炭素数1以上5未満のアルキル基]で示されるポリエチレングリコールジアルキルエーテルの単独またはそれらの混合物の溶剤の存在下で加熱撹拌する反応により、多塩素化芳香族化合物の塩素を取り除くことにより反応後の系に有機塩素分を含まないことを特徴とする多塩素化芳香族化合物の処理方法。
IPC (7件):
C07C 7/148 ZAB ,  A62D 3/00 ZAB ,  C10M175/00 ,  C10G 29/22 ,  C10G 31/06 ,  C10M105/04 ,  C10N 40:16

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