特許
J-GLOBAL ID:200903033171153760

長手部材インサート成形体およびその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 前田 均 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-332789
公開番号(公開出願番号):特開平10-156864
出願日: 1996年11月28日
公開日(公表日): 1998年06月16日
要約:
【要約】【課題】 パイプによる樹脂成形体の補強効果に優れ、しかも、パイプと樹脂成形体との熱収縮率の相違にも拘らず樹脂成形体に歪やクラックなどが発生しないパイプインサート成形体を提供すること。また、マグネットを用いることなく、パイプを金型内に良好に位置決めし、しかもパイプの内部空洞に樹脂バリが入り込まないパイプインサート成形体の製造方法を提供すること。【解決手段】 パイプ4の両端に、軸方向に弾性変形自在のキャップ10を取り付け、キャップ10を軸方向に圧縮変形させるように、キャップ10が取り付けられたパイプ4を、金型のパイプ取付凹所22に嵌合させ、パイプ4を金型20,21内に位置決めすると共に、パイプ4の両端を密封する。その後、金型20,21を型締めして金型20,21のキャビティ28内に樹脂成形体となる原液を注入し、パイプ4の外周面の面積の半分以上が露出するように、パイプ4の長手方向一箇所以上を保持する保持部8が一体成形された蓋本体6を成形する。
請求項(抜粋):
軸方向に細長い長手部材が樹脂成形体にインサート成形された長手部材インサート成形体であって、前記樹脂成形体には、前記長手部材の外周面の面積の半分以上が露出するように、前記長手部材の長手方向一箇所以上を保持する保持部が一体成形してあり、前記長手部材が、前記保持部に対して軸方向移動可能に保持してある長手部材インサート成形体。
IPC (3件):
B29C 45/14 ,  B29K705:00 ,  B29L 31:00

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