特許
J-GLOBAL ID:200903033172760016

時分割多方向多重通信方式

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 内原 晋
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-245357
公開番号(公開出願番号):特開平5-003462
出願日: 1991年09月25日
公開日(公表日): 1993年01月08日
要約:
【要約】【目的】時分割多方向多重通信システムの中継局で上り信号を下り信号へループバックする場合、下位局に対する上りと下りフレームの時間位置が一致するよう制御し、上り信号を下り信号へ遅延なしでループバック可能とする。【構成】中継局Rmのフレーム同期回路で非同期状態が検出されると、ループバック制御回路はループバック制御を行い、中継番号演算回路は、自局の中継番号をmから0に変える。したがって下位局Rm+1の中継番号演算回路は、自局の中継番号を(m+1)から1へ変化させ、固定遅延回路は、上り信号に与える固定遅延量を(n-m-1)tから(n-1)tへ変化させるため、上位局Rmが下位局Rm+1から受信する上りフレームの時間位置が、下りフレームの時間位置と一致するようになり、局Rmのループバック回路は上り信号を下り信号へ遅延なしでループバックできる。
請求項(抜粋):
1つの親局と、それぞれ少なくとも1つの中継局及び子局とからなる階層バス型時分割多方向多重通信システムにおいて、下り信号に自局のフレームパルスを基準にフレーム同期パターンと自局の中継番号とを多重し下位局へ送出する多重送出手段と、下位局からの上り信号を下り信号にループバックさせることができるループバック手段とを前記親局及び前記中継局に備え、さらに前記中継局と前記子局とに、上位局からの下り信号の前記フレーム同期パターンを監視し前記フレームパルスを生成するフレーム同期手段と、自局の上り信号を前記自局の中継番号に対応する所定の遅延量だけ自局の下り信号に対して遅延させ、下位局からの上り信号がある場合はこの上り信号と多重し、上位局との距離に対応する所定の遅延調整を行い上りバースト信号として上位局へ送出する遅延送出手段と、非ループバック状態のときは上位局からの下り信号からこの上位局の中継番号を抽出し所定の演算により前記自局の中継番号を算出し、ループバック状態のときは前記親局の中継番号を前記自局の中継番号とする中継番号演算手段とを備えたことを特徴とする時分割多方向多重通信方式。
IPC (6件):
H04J 3/06 ,  H04B 7/212 ,  H04J 3/00 ,  H04L 7/00 ,  H04L 7/04 ,  H04L 29/14
FI (2件):
H04B 7/15 C ,  H04L 13/00 315 A

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