特許
J-GLOBAL ID:200903033180329065

手術用顕微鏡

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 三澤 正義
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-159354
公開番号(公開出願番号):特開平7-124175
出願日: 1993年06月29日
公開日(公表日): 1995年05月16日
要約:
【要約】【目的】 本発明は、作動距離を変更した場合でも総合倍率を一定に維持できる手術用顕微鏡を提供する。【構成】 本発明は、対物レンズ系2と、接眼レンズ系3,観察変倍レンズ系4を有する手術用顕微鏡1で、対物レンズ系2の患部に対する作動距離の変更量を検出する検出手段14と、対物レンズ系2,観察変倍レンズ系4による総合倍率を記憶する記憶手段31と、検出手段14により検出した作動距離の変更量と、前記総合倍率とを基に観察変倍レンズ系4における総合倍率を一定とする変倍量を算出する変倍量算出手段32と、前記変倍量に応じて観察変倍レンズ系4を変倍駆動し、変更後の総合倍率を当初の総合倍率に維持する変倍駆動手段18とを設けた。この構成により、術者が対物レンズ系4の患部に対する作動距離を変更しても、変更後の総合倍率は当初の総合倍率と変化せず、患部に対する観察や手術を行う際の操作性の向上を図ることが可能となる。
請求項(抜粋):
患部に対する作動距離を変更可能な対物レンズ系と、この対物レンズ系による観察光束を結像レンズ系と接眼レンズ系に導く観察変倍レンズ系とを有し、前記対物レンズ系,観察変倍レンズ系の光学配置で定まる総合倍率で患部を観察する手術用顕微鏡であって、前記対物レンズ系の患部に対する作動距離の変更量を検出する検出手段と、前記対物レンズ系,観察変倍レンズ系の光学配置で定まる総合倍率を記憶する記憶手段と、前記検出手段により検出した前記作動距離の変更量と、前記記憶手段に記憶した総合倍率とを基に前記観察変倍レンズ系における総合倍率を一定とする変倍量を算出する変倍量算出手段と、この変倍量算出手段により算出した変倍量に応じて前記観察変倍レンズ系を変倍駆動し前記対物レンズ系の患部に対する作動距離の変更後の総合倍率を当初の総合倍率に維持する変倍駆動手段とを設けたことを特徴とする手術用顕微鏡。
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭63-060418

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