特許
J-GLOBAL ID:200903033182745384

パイプライン演算データ診断装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小川 勝男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-096105
公開番号(公開出願番号):特開平7-302201
出願日: 1994年05月10日
公開日(公表日): 1995年11月14日
要約:
【要約】【目的】本発明の目的は、データエラー等で停止した時に必要となる演算の再実行時間を減少させる事にある。【構成】パイプライン演算器の適当な段に次段に送るのと同時にその演算周期内でデータ格納が可能な診断メモリを設置し、また同じ周期内でデータの正否を判定する装置を設け、データエラー等を検出し停止した際にそのアドレスより演算を再開させる。【効果】本発明によれば、エラーを発生させたデータを特定することが可能なため、再実行する際にそのデータから入力して起動することにより再実行時間を減少することができる。また、その演算器単体で生じたデータエラーの要因をかなり詳細に特定することができるため、その修正のために生じるシステムのDTを大幅に減らすことができる。
請求項(抜粋):
ある基本周期で連続してデータを演算することのできるパイプライン演算装置において、ある適当な段に設置されそのデータが正常か否かを判定するデータ判定装置と,その判定装置が異常を検出したときにパイプライン演算を停止させることが可能な演算制御装置,データ判定装置と並列に設置され演算と同じ周期でその途中のデータを格納可能なある適当な容量を持つ診断メモリとを備え、演算実行時に上記判定装置がデータ異常を検出したときにパイプライン演算を停止させ、データ入力部から診断メモリまでの段数を診断メモリのアドレスから引いたアドレスからその要因となるデータを見つけ、その停止したところから再起動可能なことを特徴としたパイプライン演算データ診断装置。
IPC (2件):
G06F 9/38 380 ,  G06F 11/14 310

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