特許
J-GLOBAL ID:200903033192841101

内燃機関の点火時期制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 宇井 正一 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-004089
公開番号(公開出願番号):特開平6-213123
出願日: 1993年01月13日
公開日(公表日): 1994年08月02日
要約:
【要約】【目的】 始動時点火時期を固定点火のみに頼らず、機関温度が高い時にはコンピュータで演算された点火時期を使用し、機関の始動性を向上させる。【構成】 機関の運転状態を検出して適切な点火時期を演算する電子制御回路11と、機関の回転速度に応じて固定の点火時期を出力することができる点火時期バックアップ回路12と、両回路の出力信号の切換回路13と、この切換回路13の切換動作を制御する切換判別回路14とを備えた点火時期制御装置に、機関のスタータの稼働状態を検出するスタータ稼働検出手段と、機関の暖機状態を検出する機関暖機状態検出手段とを設け、切換判別回路14が常時は切換回路13を電子制御回路11側に接続し、スタータの稼働時には、機関温度が所定値未満の状態の時に切換回路13を点火時期バックアップ回路側12に接続し、機関温度が所定値以上の状態の時には切換回路13を電子制御回路11側に接続して構成する。
請求項(抜粋):
内燃機関の運転状態パラメータを検出して適切な点火時期を演算する電子制御回路と、機関の回転速度に応じて固定の点火時期を出力することができる点火時期バックアップ回路と、両回路の出力信号の切換回路と、この切換回路の切換動作を制御する切換判別回路とを備えた点火時期制御装置であって、機関のスタータの稼働状態を検出するスタータ稼働検出手段と、機関の暖機状態を検出する機関暖機状態検出手段と、を備え、前記切換判別回路が、常時は前記切換回路を前記電子制御回路側に接続すると共に、スタータの稼働時には、機関温度が所定値未満の状態の時に前記切換回路を前記点火時期バックアップ回路側に接続し、機関温度が前記所定値以上の状態の時には前記切換回路を前記電子制御回路側に接続することを特徴とする内燃機関の点火時期制御装置。

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