特許
J-GLOBAL ID:200903033203250160

熱液晶ポリエステルおよびその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-021906
公開番号(公開出願番号):特開平5-186577
出願日: 1992年01月09日
公開日(公表日): 1993年07月27日
要約:
【要約】【構成】 下記化1、化2、化3および化4でそれぞれ示される構成単位よりなり、ポリエチレンテレフタレート、6-ヒドロキシ-2-ナフトエ酸、p-ヒドロキシ安息香酸および無水酢酸を反応させて得られる熱液晶ポリエステルである。この反応は、初期段階を溶媒の存在下に100〜150°Cの温度で行い、その後150°Cを越える温度で行う。【化1】【化2】【化3】【化4】【効果】 この熱液晶ポリエステルは、成形性およびガスバリヤー性に優れ、かつ高融点成分が混在していない点など均一性に優れる。このため飲食品包装材などとして有用である。
請求項(抜粋):
(A)実質的に下記化1【化1】で表される構成単位(1)、下記化2【化2】で表される構成単位(2)、下記化3【化3】で表される構成単位(3)および下記化4【化4】で表される構成単位(4)からなり、構成単位(1)と構成単位(2)が実質的に等しいモル数で存在し、構成単位(1)および構成単位(2)の合計量が15〜90モル%、構成単位(3)および構成単位(4)の合計量が10〜85モル%であり、構成単位(3)および構成単位(4)の合計量に対する構成単位(3)の割合が10モル%以上であり、(B)実質的に構成単位(1)および構成単位(2)からなるポリエチレンテレフタレート系ポリエステル、6-ヒドロキシ-2-ナフトエ酸およびp-ヒドロキシ安息香酸からなるヒドロキシ芳香族カルボン酸ならびに該ヒドロキシ芳香族カルボン酸に対して1.02〜1.50倍当量の低級脂肪族酸の無水物を溶媒の存在下に100〜150°Cの範囲内の温度で該ヒドロキシ芳香族カルボン酸の反応率が95モル%以上となるまで反応させ、次いで得られた反応混合物を150°Cを越える温度で反応させることによって得られる、ことを特徴とする熱液晶ポリエステル。
IPC (2件):
C08G 63/60 NPS ,  C09K 19/38
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭62-285916

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