特許
J-GLOBAL ID:200903033208051238
クラッチ装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
青山 葆 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-290961
公開番号(公開出願番号):特開平8-145074
出願日: 1994年11月25日
公開日(公表日): 1996年06月04日
要約:
【要約】【目的】 変速入力軸へのクラッチアッセンブリの組立作業において、ハブ締付ボルト又はナットの所望の締付トルクを確保すると共に締付作業を容易にすることである。【構成】 インナーハブ5を貫通してレリーズベアリング側へ延びるスライドホルダ2の突起11の先端に、インナーハブ5のリム5aに軸方向の間隔をおいて対向するホルダープレート14を固着する。ホルダープレート14の軸心部にはハブ締付工具挿入兼レリーズベアリング嵌着孔27を形成し、インナーハブ5には、回り止め工具を係止可能な係合部を形成する。ホルダープレート14には、上記係合部に対応する位置に回り止め工具が挿通かつ係合可能な挿通孔30を形成している。回り止め工具の爪部31を挿通孔30を通して係合部に係止する。工具の爪部を2点支持状態とし、インナーハブ5及びホルダープレート2を介して変速入力軸3を回り止めする。
請求項(抜粋):
変速入力軸に一体的に固定されるインナーハブと、インナーハブに対して軸方向移動可能なスライドホルダーと、駆動側のクラッチハウジングとを備え、クラッチハウジングに支持されたフリクションプレートとインナーハブに支持されたクラッチプレートとを、スライドホルダーとインナーハブの間で挟持し、インナーハブの固定手段として、インナーハブを変速入力軸にスプライン嵌合すると共に、ハブ締付ボルトあるいはハブ締付ナットを変速入力軸先端軸心部に螺着することにより、インナーハブを軸方向に締め付けているクラッチ装置において、スライドホルダーには、インナーハブを貫通してレリーズベアリング側へ延びる突起を形成し、該突起の先端にインナーハブのリムに軸方向の間隔をおいて対向するホルダープレートを固着し、ホルダープレートの軸心部にはハブ締付工具挿入兼レリーズベアリング嵌着孔を形成し、インナーハブには、回り止め工具を係止可能な係合部を形成し、ホルダープレートには、上記係合部に対応する位置に回り止め工具が挿通かつ係合可能な挿通孔を形成していることを特徴とするクラッチ装置。
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