特許
J-GLOBAL ID:200903033213607317

車両用空調装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊藤 洋二 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-136868
公開番号(公開出願番号):特開平10-324141
出願日: 1997年05月27日
公開日(公表日): 1998年12月08日
要約:
【要約】【課題】 車両車用空調装置のユニット体格の小型化およびユニット通風系の低圧損化を図る。【解決手段】 複数の吹出開口部20〜37の壁面に沿って摺動するとともに、複数の吹出開口部20〜37を開口可能な開口部を有するフィルム状吹出モードドア38を用い、フェイス吹出開口部24〜35の入口部に、暖房用熱交換器19をフェイス吹出開口部24〜35に対して略直交する方向に配置し、フェイスモードにおいて最大冷房時には、温度調整用ドア17a〜17dにより暖房用熱交換器19の上下両側に冷風の流れを形成し、この両側の冷風をほぼ直線的にフェイス吹出開口部(20〜37)に流入させる。これにより、冷風流路の圧損を大幅に低減でき、最大冷房時の冷風風量を大幅に増大できる。
請求項(抜粋):
空気通路を形成する空調ケース(2)と、前記空気通路の一端側に配置され、空気を吸入する吸入口(4a、4b、4c、5a、5b、5c)と、前記空気通路の他端側に配置され、車室内に空気を吹き出す複数の吹出開口部(20〜37)と、前記吸入口から前記複数の吹出開口部(20〜37)に向かって空気を送風する送風ファン(7a〜7d)と、前記空調ケース(2)内に収容され、前記送風ファン(7a〜7d)の送風空気を冷却する冷房用熱交換器(16)と、前記空調ケース(2)内において前記冷房用熱交換器(16)の空気下流側に収容され、前記送風ファン(7a〜7d)の送風空気を加熱する暖房用熱交換器(19)と、前記複数の吹出開口部(20〜37)への空気流れを制御する吹出モードドア(38)と、前記冷房用熱交換器(16)と前記暖房用熱交換器(19)との間に配置され、前記暖房用熱交換器(19)を通過する温風量と前記暖房用熱交換器(19)をバイパスする冷風量とを調整する温度調整用ドア(17a〜17d)とを備え、前記吹出モードドア(38)は、前記複数の吹出開口部(20〜37)の壁面に沿って摺動するとともに、前記複数の吹出開口部(20〜37)を開口可能な開口部(38a〜38j)を有するフィルム状ドアとして構成されており、前記複数の吹出開口部(20〜37)のうち、車室内の乗員頭部に向けて空気を吹き出すフェイス吹出開口部(24〜35)の入口部に、前記暖房用熱交換器(19)を前記フェイス吹出開口部(24〜35)に対して略直交する方向に配置し、前記フェイス吹出開口部(24〜35)から空気を吹き出すフェイスモードにおいて最大冷房時には、前記温度調整用ドア(17a〜17d)を前記暖房用熱交換器(19)の空気上流側流路の中間位置に操作して、前記暖房用熱交換器(19)の両側に前記暖房用熱交換器(19)をバイパスする冷風の流れを形成し、この両側の冷風を前記フィルム状吹出モードドア(38)の開口部(38a〜38j)を通して前記フェイス吹出開口部(24〜35)に直線的に流入させることを特徴とする車両用空調装置。
IPC (3件):
B60H 1/00 102 ,  B60H 1/00 ,  B60H 1/00 103
FI (4件):
B60H 1/00 102 J ,  B60H 1/00 102 C ,  B60H 1/00 102 L ,  B60H 1/00 103 L

前のページに戻る