特許
J-GLOBAL ID:200903033217214697

エネルギー効率のよい、心房ベースの両心室融合ペーシングのための装置及び方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (5件): 社本 一夫 ,  小野 新次郎 ,  小林 泰 ,  千葉 昭男 ,  富田 博行
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-504056
公開番号(公開出願番号):特表2007-529276
出願日: 2005年03月15日
公開日(公表日): 2007年10月25日
要約:
本発明は、心室内伝導遅延又は伝導遮断を患う患者について血行力学的効率を上げることを可能にする。本発明は、新規な形態の心臓再同期治療(CRT)を送出することによって、こうした伝導遅延又は伝導ブロック(たとえば、左脚ブロック「LBBB」又は右脚ブロック「RBBB」)を効率的に克服する。特に、単一心室早期興奮ペーシング刺激は、心房事象(たとえば、内因性脱分極又は誘発性脱分極)からトリガされる。トリガ用事象は、右心房(RA)又は左心房(LA)から出てもよい。単一心室早期興奮ペーシング刺激は、他の心室の内因性脱分極の前に送出され、よってCRT送出中における心室内の電気機械的な同期性を増進する。
請求項(抜粋):
比較的晩発的に活性化される(late activated)心室腔と、比較的より急速で、内因的に(intrinsically)伝導する心室腔との間の機械的同期性(synchrony)を増進する(promote)ための、前記比較的晩発的に活性化される心室腔への単一心室早期興奮(pre-excitation)ペーシングパルスの送出を含む、非同期性心室対に対する両心室(bi-ventricular)融合ペーシング治療の送出方法であって、 先行する少なくとも1心周期について、最初に脱分極する(first-to-depolarize)心室(V1)腔について内因性房室遅延間隔を測定するステップ、及び 後続の心周期中に、2番目に脱分極する心室(V2)腔に少なくとも1つの心室早期興奮ペーシングパルスを送出するステップを含み、該少なくとも1つの心室早期興奮ペーシングパルスは、V2ペーシング間隔の終了時に送出され、該V2ペーシング間隔は、前記V1腔の前記内因性房室遅延間隔より時間的に短い、両心室融合ペーシング治療の送出方法。
IPC (2件):
A61N 1/362 ,  A61N 1/37
FI (2件):
A61N1/362 ,  A61N1/37
Fターム (2件):
4C053KK02 ,  4C053KK07
引用特許:
審査官引用 (1件)

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