特許
J-GLOBAL ID:200903033224008695

多層構造体の検査のための超音波探傷装置及びその超音波探傷方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小川 勝男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-058524
公開番号(公開出願番号):特開平8-254527
出願日: 1995年03月17日
公開日(公表日): 1996年10月01日
要約:
【要約】【構成】多層構造体における音響インピーダンスが異なる媒質に囲まれた異質層に対して超音波を送信するように配置された第1のセンサと、パルス状正弦波を発生する関数発生器と、パルス状正弦波を増幅し第1のセンサに入力する電力増幅器と、異質層の表面エコーを受信するように配置された第2のセンサと、第2のセンサが受信した表面エコーを増幅する第1の増幅器と、増幅された表面エコーの強度を判定する強度検出手段と、異質層より深層部の層の欠陥からのエコーを受信するように配置された第3のセンサと、第3のセンサが受信した欠陥エコーを増幅する第2の増幅器と、増幅された欠陥エコーを記録する記録装置と、強度検出手段からデータを読込み、関数発生器と記録装置に指令を出す制御手段を備えて構成した。【効果】多層構造体の深層部にある欠陥を効率良く検出することができる。
請求項(抜粋):
隣接層と音響インピーダンスが異なる媒質が中間層に存在する前記中間層を含んで三層以上の多層構造体に対して音響的に接続される超音波の送信手段と、前記中間層よりも前記送信手段側に存在する第1の層の前記中間層に接する境界面の表面エコーを受信する位置で前記多層構造体に対して音響的に接続される超音波の受信手段と、前記中間層を挾んで前記送信手段側から遠方の方に存在する第2の層内からのエコーを受信する位置で前記多層構造体に対して音響的に接続される超音波の受信手段と、前記送信手段に印加するパルス状正弦波の正弦波周波数を出力する関数発生器と、前記関数発生器の出力正弦波周波数を変化させる周波数制御手段と、前記表面エコーの超音波の受信手段の出力に基づく信号の強度を検出する強度検出手段と、第2の層内からのエコーを受信する超音波の受信手段の出力に基づく信号を記録又は表示する手段と、を備えた多層構造体の検査のための超音波探傷装置。
IPC (3件):
G01N 29/22 501 ,  G01N 29/00 ,  G01N 29/10
FI (3件):
G01N 29/22 501 ,  G01N 29/00 ,  G01N 29/10

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