特許
J-GLOBAL ID:200903033231495224

文字列伝送装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 内原 晋
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-261520
公開番号(公開出願番号):特開平5-100972
出願日: 1991年10月09日
公開日(公表日): 1993年04月23日
要約:
【要約】【目的】入力文字コードに応じ出現頻度の高い文字コードについて圧縮した文字コードに変換して伝送路を高速度で伝送させ受信した後に元の文字コードに逆変換することのできる文字列伝送装置を提供する。【構成】入力された文字コードの内で出現回数の大なるものの文字コードを一定数記憶する文字出現頻度計数手段2を設ける。文字出現頻度計数手段2が記憶した文字コードを入力し記憶する第1のデータテーブル記憶手段3と第2のデータテーブル記憶手段7とを設けておき、入力データ制御手段1内のバッファ記憶部6を介して出力される文字コードの内で第1のデータテーブル記憶手段3に記憶されている文字コードをその文字コードを記憶しているアドレス値にコード変換手段4により変換して送信インタフェース10を介して送信し、逆変換手段8により入力された文字コードを第2のデータテーブル記憶手段7を参照して元の文字コードに復元させる。
請求項(抜粋):
外部から入力される文字コード列について文字コード別にデータ変換テーブルを参照し、前記データ変換テーブル内に所定の前記文字コードに対応する変換コードが存在するときには対応する前記文字コードを前記変換コードに変換して出力する送信部と、前記送信部からの出力を受信し受信した前記文字コードを前記送信部内にあるデータ変換テーブルと同一のデータ変換テーブルを参照してコード変換されて送信されてきた文字コードを変換される前のコードに逆変換して出力する受信部とを有する文字列伝送装置において、前記送信部には予め定められた文字数分の文字コードを一時記憶するバッファ記憶部を有し前記外部から入力される文字コード列を前記バッファ記憶部が一杯になるか前記文字コード列が終了するまで文字コードが印字分入力されるごとにこの文字コードを順次記憶するとともに受信した文字コードをそのまま入力順に出力しかつ入力した文字コードの文字数が前記バッファ記憶部の記憶領域にすべて記憶されるかまたは前記文字コードの入力が終了すると出力制御信号を生成し出力しさらに前記一時記憶していた文字コードをその記憶順に1字分づつ出力し引き続き外部から文字コードが入力されるとこの文字コードを一時前記バッファ記憶部に記憶する入力データ制御手段と、前記バッファ記憶部の記憶容量より十分小なる予め定められた記憶容量を持つデータ記憶部を有し前記入力データ制御手段が外部から文字コードを受信したと同時に出力する文字コードを受信し入力された文字コード別にその文字コードが入力された回数を計数し前記受信した文字コードと共にこの入力回数を対応づけて前記データ記憶部に記憶し前記出力制御信号を受信するまでの間に前記データ記憶部の記憶容量を越えた文字コードが入力されたときにはすでに前記データ記憶部に記憶されている文字コードの内で最も入力回数の小なる文字コードに替えて新たに入力された文字コードを記憶し前記出力制御信号を受信すると前記データ記憶部に記憶した前記文字コードとその入力回数とを対応づけて記憶したデータの内で前記記憶した文字コードを入力回数の大なる順に並べ替えて出力する文字出現頻度計数手段と、前記出力制御信号を受信すると直前に記憶していた記憶内容を出力してから前記文字出現頻度計数手段からの出力を前記データテーブルとして記憶する第1のデータテーブル記憶手段と、バッファ記憶部から文字コードが1文字分出力されるごとに前記データテーブル記憶手段を参照し該当する文字コードが存在するときには前記文字コードを前記文字コードを記憶している前記第1のデータテーブル記憶手段のアドレス値に変換しそのアドレス値の最初に論理値“0”を付加した文字コードとして出力し、しからざるときには入力された文字コードの最初に論理値“1”を付加した文字コードとして出力し前記出力制御信号を受信したとき最初に論理値“1”を付加しその後に文字データが終了したことを示す予め定められた符号を出力するコード変換手段と、前記コード変換手段の出力信号を一時記憶しておき前記データテーブル記憶手段の出力を外部に出力してから前記一時記憶した前記コード変換手段からの出力信号を入力順に出力する送信インタフェースとを備え、前記受信部は前記送信インタフェースの出力を受信し受信した信号を出力する受信インタフェースと、前記受信インタフェースの出力を受信し最初に受信された信号から前記第1のデータテーブル記憶手段の持つ記憶容量と等しいビット数だけの信号をデータテーブル信号として出力し以後に受信された信号を文字データ信号として出力する伝送データ判別手段と、前記第1のデータテーブル記憶手段と同一の記憶部を有し前記伝送データ判別手段が出力するデータテーブル信号を記憶する第2のデータテーブル記憶手段と、前記伝送データ判別手段が出力する文字データ信号を受信し文字データの最初に付加されたビットの値が論理値“0”であるときは前記第2のデータテーブル記憶手段を参照して文字データの第2番目のビット以降の値に相当する前記第2のデータテーブル記憶手段のアドレス値に記憶されている文字コードを前記入力された文字コードに置き換えた処理を行い前記文字コードに付加されたビットの値が論理値“1”であるときにはこのビットを取除く処理を行いこれら処理を行った結果を前記文字コードの終了を示す文字コードを受信するまで出力する逆変換手段を有することを特徴とする文字列伝送装置。
IPC (3件):
G06F 13/00 351 ,  H04L 29/06 ,  H04L 23/00

前のページに戻る