特許
J-GLOBAL ID:200903033231759582

針状酸化亜鉛の製造方法、針状酸化亜鉛及びその針状酸化亜鉛を含有する組成物

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中村 稔 (外8名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-338917
公開番号(公開出願番号):特開平5-017298
出願日: 1991年12月20日
公開日(公表日): 1993年01月26日
要約:
【要約】〔目的〕 粒子のサイズが小さい領域に収束した針状酸化亜鉛を安定的に、かつ、収率良く製造する方法及び特定のサイズの針状酸化亜鉛並びにそれを含有する組成物を提供する。〔構成〕 容量比が5/95〜70/30である水溶性有機溶剤/水・混合溶剤に、亜鉛化合物、アンモニウムイオン及び炭酸イオンを含有する混合溶液に炭酸ガスを添加して炭酸亜鉛を沈澱させる際に、針状酸化亜鉛及び3価または4価の金属化合物させ、得られた炭酸亜鉛を焼成して、平均長軸が1〜60、平均短軸が0.01〜6、平均アスペクト比が10以上で、かつ、長軸7〜30μm、短軸0.3〜2μm、アスペクト比20以上の結晶を50%以上含有する針状酸化亜鉛を製造する。
請求項(抜粋):
亜鉛化合物を溶解し、かつ、亜鉛原子1モル当りアンモニウムイオンを3〜10モル並びに炭酸イオン及び/または重炭酸イオンを0.5〜7モル含有する混合溶液に、酸または炭酸ガスを添加して炭酸亜鉛を沈澱させ、しかる後に該炭酸亜鉛を焼成して針状酸化亜鉛を製造する方法において;該混合溶液に使用する溶剤が水溶性有機溶剤と水との混合溶剤であり、該水溶性有機溶剤の誘電率が12以上であって、水溶性有機溶剤/水が容量比で5/95〜70/30であることを特徴とする方法。

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