特許
J-GLOBAL ID:200903033233038190

トンネル工事の測量システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 野田 茂
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-279974
公開番号(公開出願番号):特開平10-103954
出願日: 1996年09月30日
公開日(公表日): 1998年04月24日
要約:
【要約】【課題】 測量機に衝撃や振動が加わらないようにして測量機を運搬し、また、測量機による測量が確実に行われるようにする。【解決手段】 運搬車両2は、車台4、測量機6が載置された上支持部材26、複数の空気袋10、空気袋10が載置される下支持部材12などにより構成されている。各空気袋10に空気が注入された状態では空気袋10が膨張し、上支持部材26は下支持部材12の上方に空気袋10を介して支持された状態となる。この状態で運搬車両2を走行させても、走行に伴って発生する振動や衝撃は、膨張した空気袋10により吸収され、測量機6には伝達しない。各空気袋10から空気を排出させると、上支持部材26は下支持部材12の上方に扁平に縮んだ空気袋10を介して支持された状態となり、測量機6が車台4側に固定さる。この状態で測量機6による測量が確実になされる。
請求項(抜粋):
シールドマシン上の異なる箇所に取り付けられたターゲットと、前記ターゲットに向けレーザ光を放射して前記ターゲットの位置を測定する測量機と、トンネル内に敷設されたレール上に車輪を介して走行可能に配置され前記測量機を運搬する車両を含むトンネル工事の測量システムにおいて、前記車両は、その車台上に配置された下支持部材と、前記下支持部材の上に配置された複数の空気袋と、前記複数の空気袋の上に配置され前記測量機が載置される上支持部材と、前記空気袋に気体を注入する気体注入装置と、前記空気袋内の気体を排出する排気装置とを備え、前記空気袋に気体を注入して空気袋を膨張させ、下支持部材と上支持部材を離間させた状態で車両の走行による測量機の運搬が行われ、前記空気袋の気体を抜き、下支持部材の上で上支持部材を支持した状態で前記測量機による測量が行われる、ことを特徴とするトンネル工事の測量システム。
IPC (4件):
G01C 15/00 ,  E21D 9/06 301 ,  E21F 13/02 ,  G01C 7/06
FI (4件):
G01C 15/00 A ,  E21D 9/06 301 Z ,  E21F 13/02 ,  G01C 7/06

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