特許
J-GLOBAL ID:200903033235350069

車両用衝撃吸収シートの頭部保護方法および車両用衝撃吸収シート

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 藁科 孝雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-083410
公開番号(公開出願番号):特開平10-258663
出願日: 1997年03月18日
公開日(公表日): 1998年09月29日
要約:
【要約】【目的】 ヘッドレストによる頭部支持能力をより高めることによって、後突時における着座者の頭部および頸部の保護の強化をはかる。【構成】 後突時の過大な衝撃が入力したとき、強度脆弱部32での座屈変形によって、シートバックフレーム14を後傾させる。そして、これに追従して、ヘッドレストブラケット16の前面サイドに上端の連結されたリンクアーム46を、強度脆弱部32より前方の下端枢着点(段付きボルト)50の回りで後傾させ、これに伴う、ヘッドレストブラケットの回動によって、ヘッドレスト18をシートバックフレーム14に対して前傾可能としている。
請求項(抜粋):
リクライニング装置の回動アームに連結されたシートバックフレームを、その側端部に設けた強度脆弱部の座屈変形によって後傾させ、この後傾による衝撃の吸収によって、着座者を後突の際の衝撃から保護可能とする車両用衝撃吸収シートにおいて、後突時の過大な衝撃が入力したとき、着座者の上体の後方移動に伴う上記強度脆弱部での座屈変形によって、上記シートバックフレームを後傾させるとともに、シートバックフレーム上端の回動可能なヘッドレストブラケットの前面サイドに上端の連結されたリンクアームを、上記強度脆弱部より前方に位置する下端枢着点での回動により、シートバックフレームに追従して後傾させ、このシートバックフレーム、リンクアームの後傾に伴った前記ヘッドレストブラケットの回動により、このヘッドレストブラケットに挿着されたヘッドレストをシートバックフレームに対して前傾させ、このヘッドレストでの支持によって、上体に対する頭部の急激な後傾を抑制可能としたことを特徴とする車両用衝撃吸収シートの頭部保護方法。
IPC (4件):
B60N 2/42 ,  A47C 7/38 ,  A47C 7/46 ,  B60N 2/48
FI (4件):
B60N 2/42 ,  A47C 7/38 ,  A47C 7/46 ,  B60N 2/48

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