特許
J-GLOBAL ID:200903033235621631
無摺動ゲート弁
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
曾我 道照 (外6名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-159343
公開番号(公開出願番号):特開平11-351419
出願日: 1998年06月08日
公開日(公表日): 1999年12月24日
要約:
【要約】【課題】 従来の無摺動ゲート弁においては、直進機構と回転機構を用いて弁板を開口に対して開閉弁させる構成のみであったため、構造が複雑でコストダウンが困難であった。【解決手段】 本発明による無摺動ゲート弁は、弁板(2)と弁棒(31)を保持するリンクフレーム(18)を複数のリンク(21,22,25,26)とカムフォロア(21〜24,27〜30)並びにガイド溝(7〜10)を用いて垂直動作と水平動作をさせ、弁板(2)の垂直動作と水平動作によって開口(3)に対する開閉弁を行う構成である。
請求項(抜粋):
弁箱(1)の開口(3)を、前記弁箱(1)に接続されたエアシリンダ(12)及びシールベローズ(50)を介して移動する弁棒(31)に設けられた弁板(2)で開閉するようにした無摺動ゲート弁において、前記弁箱(1)とエアシリンダ(12)を接続する1対のガイドフレーム(4,5)と、前記各ガイドフレーム(4,5)の内面の上部と下部に形成された上部カウンター側ガイド溝(7)及び上部移動側ガイド溝(8)と下部カウンター側ガイド溝(9)及び下部移動側ガイド溝(10)と、前記各移動側ガイド溝(8,10)の上部に形成された水平移動溝(8A,10A)と、前記弁棒(31)の下部に接続され全体形状がほぼU字形よりなると共に前記シールベローズ(50)が接続された移動側リンクフレーム(18)と、前記移動側リンクフレーム(18)に設けられた1対のカウンターリンクフレーム(16,17)と、前記移動側リンクフレーム(18)とカウンターリンクフレーム(16,17)とを接続する1対の第1、第2リンク(19,20)及び1対の第3、第4リンク(25,26)と、前記各リンク(19,20,25,26)の外側に各々設けられ前記各ガイド溝(7〜10)に係合する8個のカムフォロア(21〜24,27〜30)と、前記カウンターフレーム(16,17)に設けられた連結ブロック(14)と、前記連結ブロック(14)に接続された前記エアシリンダ(12)の推進軸(13)と、前記連結ブロック(14)と移動側リンクフレーム(18)との間に設けられた圧縮ばね(40)と、を備え、前記開口(3)に対して前記弁板(2)が開いた開弁状態下で、前記エアシリンダ(12)を駆動させて前記各カウンターリンクフレームを上昇させ、前記移動側リンクフレーム(18)に設けられた前記カムフォロア(21,23,27,29)が前記各移動側ガイド溝(8,10)から水平移動溝(8A,10A)に移動することにより前記弁棒(31)がほぼ水平移動すると共に前記弁板(2)が前記開口(3)を塞いで閉弁状態とする構成としたことを特徴とする無摺動ゲート弁。
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