特許
J-GLOBAL ID:200903033241964834

カレンダ装置の自動厚み制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 杉村 暁秀 (外5名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-258331
公開番号(公開出願番号):特開平7-108551
出願日: 1993年10月15日
公開日(公表日): 1995年04月25日
要約:
【要約】【目的】 カレンダロール1a, 1bと厚みセンサ9a, 9bとの間の距離のために生じるデッドタイムを補償する。【構成】 厚みセンサ9a及び9bで検出した厚み信号c1及びc2と予め設定された厚み設定信号aとの偏差をカレンダロール1a, 1bのギャップ信号とすると共に、電気的あるいは機械的遅れを補償するために、材質条件、圧延条件及び環境条件などによるギャップ補償装置13を設け、該ギャップ補償装置13によるギャップ補償信号d1, d2により前記ギャップ信号を補償することを特徴とする。圧延条件として圧延負荷の状況を追加してバンク19の変動の補償も行うことができる。ロードセル10a, 10bによる他、駆動モータ8の電流でも圧延負荷の状況は判る。【効果】 厚み設定変更時の高速応答が可能になり、速度変更時の厚みの変動を防止でき、更にはバンク変動による厚み変動を防止できる。
請求項(抜粋):
樹脂・ゴムなどの物質をシート状に成形するカレンダ装置における、成形されたシート(7)の厚みを検出し厚み検出信号(c1, c2)を検出する厚みセンサ(9a, 9b)の他に、カレンダロール(1a, 1b)を支えている軸箱(2a, 2b, 2c, 2d)に軸箱間のギャップ(ε1 ,ε2 )を検出してギャップ検出信号(b1, b2)を出力するギャップセンサ(11a, 11b)を取り付け、前記厚みセンサ(9a, 9b)からの厚み検出信号(c1, c2)をフィードバックとする厚み演算装置(14)の厚み偏差信号(k1, k2)出力を、ギャップ検出信号(b1, b2)をフィードバックとするギャップ演算装置(12a, 12b)の入力とする自動厚み制御装置において、速度変化に対応する変動値又はそれに比例した値を軸箱ギャップ補償量として速度補償信号(d1, d2)を出力するギャップ補償装置(13)を設け、前記厚み偏差信号(b1, b2)に加えて、速度変化に対し補償することを特徴とするカレンダ装置の自動厚み制御装置。
IPC (3件):
B29C 43/24 ,  B29C 43/58 ,  B29L 7:00

前のページに戻る