特許
J-GLOBAL ID:200903033246138509
ガスタービン用ノズルセグメント及びその製造方法
発明者:
,
,
,
,
出願人/特許権者:
代理人 (4件):
松本 研一
, 小倉 博
, 黒川 俊久
, 荒川 聡志
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-342206
公開番号(公開出願番号):特開2007-177789
出願日: 2006年12月20日
公開日(公表日): 2007年07月12日
要約:
【課題】 耐久性及び空力性能の向上したガスタービンエンジン用ノズルセグメント及びその製造方法の提供。【解決手段】 本発明の方法では、一対のプラットフォーム(14,16)の間でそれらを連結する1以上の静翼(12)を備えるノズルセグメント(10)を製造する。ノズルセグメント(10)はγ′強化ニッケル基超合金から鋳造され、その表面に、MCrAlX型皮膜材料からなる耐環境性皮膜(22)を溶射する。耐環境性皮膜(22)の表面を、皮膜(22)の表面仕上げがRa2.0μm未満となるように加工する。ノズルセグメント(10)に冷却孔を穿孔した後、ノズルセグメント(10)のの平滑化表面の上に、Ra2.0μm未満の表面仕上げを有する最外表面が維持されるように耐酸化性皮膜(24)を施工する。【選択図】 図2
請求項(抜粋):
一対のプラットフォーム(14,16)の間でそれらを連結する1以上の静翼(12)を備えるガスタービンエンジンのノズルセグメント(10)の製造方法であって、当該方法が、
コバルト約10重量%、クロム約8.9重量%、モリブデン約2重量%、タングステン約7重量%、タンタル約3.8重量%、アルミニウム約4.8重量%、ハフニウム約1.55重量%、炭素約0.11重量%、チタン約2.5重量%、ニオブ約0.1重量%、ジルコニウム約0.05重量%、ホウ素約0.015重量%、残部のニッケル及び任意成分としての微量合成元素からなる公称組成のγ′強化ニッケル基超合金からノズルセグメント(10)を鋳造する段階、
クロム約18重量%、コバルト約10重量%、アルミニウム約6.5重量%、タンタル約6重量%、レニウム約2重量%、ケイ素約1重量%、ハフニウム約0.5重量%、イットリウム約0.3重量%、炭素約0.06重量%、ジルコニウム約0.015重量%、ホウ素約0.015%、残部のニッケル及び不可避不純物からなる公称組成を有する主要粒度38μm未満の粉体の溶射によってノズルセグメント(10)の表面に耐環境性皮膜(22)を堆積する段階、
耐環境性皮膜(22)の表面仕上げがRa2.0μm未満となるように皮膜の表面を加工する段階、
ノズルセグメント(10)に冷却孔(26)を穿孔する段階、次いで
ノズルセグメント(10)にRa2.0μm未満の表面仕上げを有する最外表面が維持されるようにノズルセグメント(10)の平滑化表面の上に耐酸化性皮膜(24)を施工する段階と
を含み、耐環境性皮膜(22)とその上の耐酸化性皮膜(24)で画成される最外表面に遮熱コーティングを堆積しない、方法。
IPC (5件):
F02C 7/00
, F01D 5/28
, F01D 9/02
, C23C 4/08
, C23C 4/18
FI (6件):
F02C7/00 D
, F02C7/00 C
, F01D5/28
, F01D9/02 102
, C23C4/08
, C23C4/18
Fターム (15件):
3G002EA05
, 3G002EA06
, 3G002GA05
, 3G002GA07
, 3G002GA08
, 3G002GA10
, 3G002GB01
, 4K031AA02
, 4K031AB03
, 4K031AB09
, 4K031CB21
, 4K031DA04
, 4K031EA10
, 4K031FA04
, 4K031FA07
引用特許:
出願人引用 (2件)
-
米国特許第5236745号明細書
-
米国特許第5316866号明細書
前のページに戻る