特許
J-GLOBAL ID:200903033246642819
亜鉛により活性化された炭素担持金属硫化物触媒を使用する炭化水素油の水素化脱芳香族法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
津国 肇 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-051370
公開番号(公開出願番号):特開平8-259960
出願日: 1996年03月08日
公開日(公表日): 1996年10月08日
要約:
【要約】【課題】 炭化水素油の水素化脱芳香族および水素化脱窒能力に優れ、水素化脱硫にも有効である水素化処理方法および触媒を提供する。【解決手段】 ニッケル、コバルトまたは鉄0.1〜15重量%、タングステン1〜50重量%および/またはモリブデンもしくはクロム1〜20重量%、および亜鉛0.01〜10重量%を、BET表面積が少なくとも600m2/g、細孔容積が少なくとも0.3cm3/g 、平均細孔直径が少なくとも12Åの活性炭に担持させ、硫化させた触媒に、炭化水素を水素とともに通す。
請求項(抜粋):
好ましくない芳香族成分、硫黄化合物および窒素化合物を含有する炭化水素供給原料を処理する方法において、(1)ニッケル、コバルトおよび鉄から選択される一種またはそれ以上のVIII族の非貴金属0.1〜15重量%、タングステン1〜50重量%および/またはモリブデンもしくはクロム1〜20重量%、および亜鉛0.01〜10重量%を活性炭に担持させたものを含み、当該活性炭担体が、少なくとも600m2/gのBET表面積を有し、窒素で測定した細孔容積が少なくとも0.3cm3/g であり、また平均細孔直径が少なくとも12Åである硫化させた触媒の触媒床を維持し;(2)炭化水素供給原料を、純水素、および純水素が60体積%を越える気体混合物から選択されるガスの存在の下で通過させて、水素化処理条件下で当該触媒に接触させ、これにより当該炭化水素供給原料の水素化、水素化脱芳香族、水素化脱硫および水素化脱窒を効果的に実行させて、好ましくない芳香族成分、硫黄および窒素の含有量の減少させた炭化水素生成物流を形成させ;そして(3)好ましくない芳香族成分、硫黄および窒素を、より少ない濃度で含有する当該炭化水素生成物流を回収することを含む方法。
IPC (8件):
C10G 45/04
, B01J 23/85
, B01J 23/88
, B01J 35/10 301
, C10G 45/06
, C10G 45/08
, C10G 45/48
, C10G 45/50
FI (8件):
C10G 45/04 A
, B01J 23/85 M
, B01J 23/88 M
, B01J 35/10 301 A
, C10G 45/06 A
, C10G 45/08 A
, C10G 45/48
, C10G 45/50
前のページに戻る