特許
J-GLOBAL ID:200903033252484915

微生物担持用担体の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 重野 剛
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-063584
公開番号(公開出願番号):特開平5-261383
出願日: 1992年03月19日
公開日(公表日): 1993年10月12日
要約:
【要約】【目的】 微生物の働きを利用した汚水処理装置や悪臭排ガス処理装置の内部に、微生物を固着する目的で装填される微生物担持用担体であって、安価な材料を用いて微生物の生息に適した所望の物理形状に成形することができ、しかも、汚水又は悪臭処理効率の向上にも有効な微生物担持用担体を製造する。【構成】 流動床ボイラー灰を主成分とする原料に水を加えて硬化させる。【効果】 流動床ボイラー灰は単に水を加えるのみで、容易に、所望形状の多孔質で、微生物の生息に適した気孔を有する硬化体とすることができる。流動床ボイラー灰中に高濃度で含有される水溶性カルシウムは、被処理水中のリン酸や臭気中の硫黄系物質の酸化により生じた硫酸と反応し、不溶性の石膏及びリン酸カルシウムとしてこれらを固定化する。また、アンモニアの酸化により生じた硝酸により被処理水が酸性化することを防ぐ効果もある。使用後は珪灰石肥料として有効利用できる。
請求項(抜粋):
微生物の働きを利用した汚水処理又は悪臭処理装置に用いられる微生物担持用担体を製造する方法であって、流動床ボイラーから排出される流動床ボイラー灰を主成分とする原料に水を加えて硬化させることを特徴とする微生物担持用担体の製造方法。
IPC (2件):
C02F 3/10 ,  B01D 53/34 116

前のページに戻る