特許
J-GLOBAL ID:200903033259245614

ベッセルフィルタ

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-104189
公開番号(公開出願番号):特開平9-270655
出願日: 1996年03月30日
公開日(公表日): 1997年10月14日
要約:
【要約】【課題】従来技術は、入出力インピーダンスが帯域内で安定せず、不要な反射した信号が入力側に影響し、リップルを大きくするなどして、諸特性を悪化させている。インピーダンス整合のために固定減衰器を挿入するということは、必然的に伝送損失を生じるだけでなく不経済でもある。【解決手段】キャパシタに対してインダクタと抵抗の並列回路からなる補正素子を設けて、高域信号を抵抗で吸収して反射を少なくし、入出力インピーダンスを定インピーダンスにするようにしたので、平坦な群遅延特性を有し、信号波形を劣化させることなく、帯域外雑音を減衰でき、通過帯域内においては、入出力インピーダンスがほぼ一定で安定し、反射損失の少ない高周波フィルタが得られる。
請求項(抜粋):
入力端子と出力端子との間に直列接続されたN個(Nは3以上の整数)のシリーズ素子と、(N-1)、(N)又は(N+1)個のシャント素子とからなるベッセルフィルタであって、前記シリーズ素子は、インダクタであり、前記シャント素子はインダクタと抵抗とを並列接続したものにキャパシタを直列接続した回路であり、a)前記シャント素子の数が(N-1)個の場合は、前記N個のシリーズ素子同士の接続点には、前記それぞれのシャント素子の一端が接続されるとともに、他端が接地されており、b)前記シャント素子の数が(N)個の場合は、前記N個のシリーズ素子同士の接続点と前記入力端子および出力端子のうちの一方の端子とに、前記それぞれのシャント素子の一端が接続されるとともに、他端が接地されており、c)前記シャント素子の数が(N+1)個の場合は、前記N個のシリーズ素子同士の接続点と前記入力端子および出力端子とに、前記それぞれのシャント素子の一端が接続されるとともに、他端が接地されていることを特徴とするベッセルフィルタ。
IPC (2件):
H03H 7/01 ,  H03H 7/06
FI (2件):
H03H 7/01 D ,  H03H 7/06

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