特許
J-GLOBAL ID:200903033261527163

ディジタル情報通信システム及びその方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 吉田 精孝
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-086837
公開番号(公開出願番号):特開平7-297818
出願日: 1994年04月25日
公開日(公表日): 1995年11月10日
要約:
【要約】【目的】 通信利用により受信・購入した有料のディジタル情報について、複数人で構成される特定の正規利用者グループにとってはバックアップ等のコピーの自由や受信端末以外の端末での利用を可能にし、また著作権者や情報提供者にとっては正規の利用者グループ以外の不正利用を防止し、著作権が保護されるディジタル情報通信システム及びその方法を提供する。【構成】 各カードごとに異なる利用者識別番号及びグループに一つだけ共通に設定されるグループ秘密鍵等を蓄積したセキュリティ情報蓄積部21を有するカード2を設け、カード2と端末装置3とを接続し、カード2に蓄積されている利用者識別番号を端末装置3から情報センタ装置1に送信して情報を要求し、受信した情報本体をグループ秘密鍵を用いて暗号化して端末装置3内に蓄積し、この情報本体を利用する際には、グループ秘密鍵によって情報本体を復号する。
請求項(抜粋):
音声、音楽、映像、文字の少なくとも一つからなる暗号化されたディジタル情報を情報センタ装置から通信回線を経由して受信し、端末装置に蓄積した後、復号してから利用するディジタル情報通信システムにおいて、1グループに複数枚発行されるカードを設け、該カードには、各カードごとに異なる利用者識別番号と利用者署名鍵及びグループに一つだけ共通に設定されるグループコードとグループ秘密鍵、さらにシステム共通のセンタ検証鍵を蓄積するセキュリティ情報蓄積手段を有し、前記情報センタ装置は、前記端末装置との間での通信を制御する通信制御手段と、カードごとに対応するグループコードと利用者識別番号とセンタ登録パスワードと利用者検証鍵及び提供を受けることができるサービスを規定した提供サービス情報を蓄積する利用者情報蓄積手段と、前記提供サービス情報に基づいて情報の提供の可否を判定するサービス許可手段と、ディジタル情報本体を暗号化するセッション鍵を生成するセッション鍵生成手段と、受信・蓄積した情報を利用できる利用者を指定する利用許可者指定手段と、センタの署名鍵を蓄積するセンタ署名鍵蓄積手段と、前記セッション鍵に対して前記センタ署名鍵によってディジタル署名を生成する署名生成手段と、公開鍵暗号方式により前記端末装置から受信した暗号化署名情報の復号化を行なう公開鍵復号手段と、端末装置からのディジタル情報を検証する検証手段と、端末装置からの前記ディジタル情報を蓄積する署名情報蓄積手段と、慣用暗号方式により前記セッション鍵を用いて前記ディジタル情報の暗号化を行なう慣用暗号手段と、ディジタル情報本体を蓄積するセンタ情報蓄積手段とを備え、前記端末装置は、前記カードのセキュリティ情報蓄積手段内の情報を読み取るカードインタフェース手段と、前記情報センタ装置との間での通信を制御する通信制御手段と、前記情報センタ装置から受信したディジタル署名情報を検証する検証手段と、パスワードの入力やサービスを利用できる利用者を指定する情報を入力するための入力手段と、利用者の照合を行なう照合手段と、ディジタル情報本体を暗号化しているセッション鍵を抽出するセッション鍵抽出手段と、前記セッション鍵に対して前記カードに蓄積された利用者署名鍵を用いてディジタル署名を生成する署名生成手段と、公開鍵暗号方式により、前記署名生成手段により得られた前記署名情報を前記センタ検証鍵によって暗号化を行なう公開鍵暗号手段と、慣用暗号方式により暗号化/復号を行なう慣用暗号手段と、受信情報を蓄積する情報蓄積手段と、受信情報を読み出して利用できるメディア情報に変換出力する情報出力手段とを備えていることを特徴とするディジタル情報通信システム。
IPC (5件):
H04L 9/00 ,  H04L 9/10 ,  H04L 9/12 ,  G06F 15/00 330 ,  G09C 1/00
引用特許:
審査官引用 (6件)
  • 特開平3-214834
  • 特開平3-214834
  • 特開昭63-050288
全件表示

前のページに戻る