特許
J-GLOBAL ID:200903033273617087

動画像の動き補償予測符号化方法および符号化器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 若林 忠
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-154699
公開番号(公開出願番号):特開平9-009263
出願日: 1995年06月21日
公開日(公表日): 1997年01月10日
要約:
【要約】【目的】 ブロックマッチング型の動ベクトル検出法において、空間的かつ時間的に連続した動ベクトルを検出する。【構成】 符号化対象画像1がフレームメモリ66に入力され、フレームメモリ66内にすでに蓄積されている、符号化対象画像1と時間的に連続した複数の符号化対象画像とをつなげ、時空間画像61を作成する。時空間画像61はフレームメモリ66から輝度値連続情報検出器65に入力され、時間方向に輝度値が似た方向の表す所の線要素抽出を行なう。また、符号化対象画像1は、輝度値連続情報62と共に動き検出部63に入力され、各ブロックの動ベクトル64が求められる。動き検出部63では、その曲線式から符号化対象画像1内の各ブロックごとの推定探索位置を求め、その推定探索位置近傍のみを探索し、動ベクトル64を検出する。
請求項(抜粋):
符号化対象画像を多角形パッチに分割し、該符号化対象画像と予測参照画像との間の動き量を前記多角形パッチごとに検出し、動き補償を行なって予測画像を生成し、該予測画像と符号化対象画像との差分を符号化する、動画像の動き補償予測符号化方法において、符号化対象画像中の多角形パッチの頂点動ベクトルを求めるにあたり、動ベクトル検出の前処理として、時間方向に連続した複数の符号化参照画像内の各輝度値の連続情報、すなわち輝度値が似た線要素の方向を各画素単位に求め、前記線要素の方向を動き量の検出の際に参照することで、動き予測探索範囲に拘束をはめることを特徴とする、動画像の動き補償予測符号化方法。

前のページに戻る