特許
J-GLOBAL ID:200903033282940559

障害物検出装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 足立 勉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-166286
公開番号(公開出願番号):特開平6-003437
出願日: 1992年06月24日
公開日(公表日): 1994年01月11日
要約:
【要約】【目的】 超音波振動子を用いて超音波を送受信することにより障害物を検出する障害物検出装置において、超音波振動子の凍結,汚れ等による一時異常と、断線,短絡等の修理の必要な永久異常とを、各々正確に検出できるようにする。【構成】 超音波振動子の駆動停止後の判定期間△T2 内において、超音波振動子の残響により検波信号SBがHighレベルになったか否かを判断し、この判定期間△T2 内に検波信号SBがLow レベルであれば、超音波振動子の永久異常を検出する。また、永久異常が生じていない場合には、判定期間△T2 経過後の判定期間△T3 内において、検波信号SBがHighレベルになったか否かを判断することにより、超音波振動子の残響が正常時のように所定時間継続しているか否かを判断し、残響が正常時のように継続していない場合に、一時異常を検出する。
請求項(抜粋):
送信,受信可能な超音波振動子と、該超音波振動子に所定時間駆動信号を出力して、該超音波振動子から超音波を送信させる駆動手段と、該駆動手段から上記超音波振動子への信号経路に接続されて、上記超音波振動子の振動信号を増幅する増幅回路と、該増幅回路にて増幅された振動信号を検波する検波回路と、上記駆動手段による上記超音波振動子の駆動停止直後に、上記検波回路から上記超音波振動子の駆動停止後の残響を表す検波信号が出力されているか否かを判断し、該検波信号が出力されていないときに上記超音波振動子の異常を検出する第1の異常検出手段と、上記駆動手段による上記超音波振動子の駆動が終了して所定時間経過した後、上記検波回路から上記超音波振動子の障害物からの反射波による振動を表す検波信号が出力されているか否かを判断し、該検波信号が出力されているとき障害物を検出する障害物検出手段と、を備えた車両用障害物検出装置において、上記第1の異常検出手段とは別に、上記超音波振動子自体の凍結,汚れ等により生じる外力によって上記超音波振動子の振動が抑制される、上記超音波振動子の一時的な異常を検出する第2の異常検出手段、を設けたことを特徴とする障害物検出装置。
IPC (2件):
G01S 7/52 ,  G01S 15/93
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭60-080782

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