特許
J-GLOBAL ID:200903033284060424

エンジンのトンネル式クランクケース

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 北谷 寿一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-131731
公開番号(公開出願番号):特開平8-326600
出願日: 1995年05月30日
公開日(公表日): 1996年12月10日
要約:
【要約】【目的】 シリンダブロックの背丈を変えないでエンジンの排気量アップ図り、又はエンジンの排気量を変えないでエンジンを小型化するとともに、気筒間での空気流動を良くして、油面の波立ち等を防止する。【構成】 クランク軸8の各中間ジャーナル8aに二つ割り形の軸受箱11を組み付け、クランク軸8をクランクケース2の前後方向の一側より軸受壁21の支持孔22内に挿通して各支持孔22内に軸受箱11を内嵌固定し、軸受箱11でクランク軸8の各中間ジャーナル8aを枢支する。上記クランク軸8の振り回し半径を上記支持孔22の内径よりも大きく設定するとともに、上記各軸受壁21の支持孔22に一組のぬすみ凹部23・23を形成し、当該ぬすみ凹部23・23を介して一組のクランクアーム先端部8c・8cをくぐり抜け可能に構成する。
請求項(抜粋):
多気筒エンジン(E)の各軸受壁(21)をクランクケース(2)と一体に形成し、上記各軸受壁(21)に軸受箱(11)を支持する支持孔(22)をあけ、クランク軸(8)の各中間ジャーナル(8a)に二つ割り形の軸受箱(11)を組み付け、当該クランク軸(8)をクランクケース(2)の前後方向の一側より上記軸受壁(21)の支持孔(22)内を挿通して当該クランクケース(2)内に組み込み、上記各支持孔(22)内に上記軸受箱(11)を内嵌固定し、当該軸受箱(11)の中央の軸受孔(12)でクランク軸(8)の中間ジャーナル(8a)を枢支して構成したエンジンのトンネル式クランクケースにおいて、上記クランク軸(8)の振り回し半径(R′)を上記各軸受壁(21)の支持孔(22)の内径よりも大きく設定するとともに、各支持孔(22)に一組のぬすみ凹部(23)(23)を形成し、上記ぬすみ凹部(23)(23)を介して一組のクランクアーム先端部(8c)(8c)をくぐり抜け可能に構成したことを特徴とするエンジンのトンネル式クランクケース。
IPC (3件):
F02F 7/00 301 ,  F02F 1/00 ,  F16C 9/02
FI (3件):
F02F 7/00 301 F ,  F02F 1/00 H ,  F16C 9/02

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