特許
J-GLOBAL ID:200903033286071288
三環式ピラゾール誘導体
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
江藤 聡明
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-581002
公開番号(公開出願番号):特表2003-517447
出願日: 1999年11月04日
公開日(公表日): 2003年05月27日
要約:
【要約】本発明は、タンパク質キナーゼの阻害物質である、4,5(3,4)-二環式縮合環を含む特定の3-アリール又は3-へテロアリールピラゾール(数種類は新規化合物である)、該ピラゾールを含む薬学的な組成物、及び該ピラゾールの製造方法に関する。
請求項(抜粋):
式I:【化1】[但し、Xがa)置換メチレン、b)カルボニル、c)酸素、d)式-C=NOR7{R7がH又はC1〜C4アルキル基を表す}で表される基、e)式NR8{R8がH、置換されていても良いC1〜C4アルキル基又は置換されていても良いフェニルを表す}で表される基、f)式(CH2)n{nが1、2又は3を表す}で表される基、又はg)式S(O)p{pが0、1又は2を表す}で表される基、を表わし; R1がHを表わし; R2がそれぞれ置換されていても良いアリール、ピリジル、チエニル、フリル又はピロリルを表わし; R3、R4、R5及びR6が独立して、a)H、b)ハロゲン、c)1個以上のヒドロキシ、ハロゲン又は式NRhRj{Rh及びRjが以下に定義されている}で表されるアミノで置換されていても良いC1〜C6アルキル基、d)1個以上のヒドロキシ、ハロゲン又は式NRhRj{Rh及びRjが以下に定義され、かつこれらの基がアルコキシ基の酸素に結合している炭素に結合していない}で表されるアミノで置換されていても良いC1〜C6アルコキシ基、e)置換されていても良いフェノキシ、f)ヒドロキシ、g)式CORaで表される基であり、式中のRaがヒドロキシ、C1〜C6アルコキシ基か、或いはRaが式NRbRc{Rb及びRcが独立して、水素、C1〜C6アルキル基又はフェニルを表わし、かつこのアルキル基及びフェニルが、1個以上のヒドロキシ又は式NRhRj(Rh及びRjが独立して水素又はC1〜C6アルキル基を表すか、或いはこれらに結合する窒素原子と合体して、5員、6員又は7員の、O、S及びNから選択される他のヘテロ原子を含んでも良く、かつC1〜C6アルキル基で置換されていても良い飽和複素環を形成する)で表されるアミノ基で置換されていても良い}で表わされ、h)式NRdReで表わされる基であり、式中のRd及びReが独立して、水素、C1〜C12アルキル基、C3〜C12シクロアルキル基又はフェニルか、又は式CORf{Rfが水素、C1〜C12アルキル基、C3〜C12シクロアルキル基、フェニルC1〜C6アルキル基又はフェニルを表わし、かつこのアルキル基、シクロアルキル基及びフェニルが1個以上のハロゲン、ヒドロキシ、ニトロ又は式NRhRj(Rh及びRjが上記と同義である)で表されるアミノ基で置換されていても良い}で表される基から選択され、i)式O(CH2)mRg{mが2、3、4又は5を、Rgがヒドロキシ又は式NRdRe(Rd及びReが上記と同義である)を表すか、或いはRgが式CORa(Raが上記と同義である)で表される基を、mが1、2、3、4又は5を表す}で表される基、j)ニトロ、k)置換されていても良いフェニルC1〜C6アルキル、l)置換されていても良いフェニルC1〜C6アルコキシ、m)シアノ、或いはo)フェニル(1個以上のC1〜C6アルキル、C1〜C6アルコキシ又はハロゲンで置換されていても良い)でそれぞれ置換されていても良いC2〜C4アルケニル又はC2〜C4アルキニル、を表わし; 1)Xがカルボニル又は置換メチレンを表し、R1が水素を表し、そしてR3、R4、R5及びR6がそれぞれ水素を表す場合には、R2がピリジル、無置換フェニル、又はC1〜C2アルキル、ハロゲン原子、低級アルコキシ基、ヒドロキシル基又はアミノ基で置換されているフェニルを表さず; 2)Xが式(CH2)n(nが1、2又は3を表す)で表される基を表し、R1が水素を表し、そしてR3、R4、R5及びR6のうちの2個が独立して、水素、約19〜36の原子量を有するハロゲン、C1〜C4アルキル、C1〜C4アルコキシ又はトリフルオロメチルを表し、残りの2個が水素を表す場合には、R2がチエニル、フリル、ピロリル、ピリジル(それぞれ、非置換)か、又は2個以下の置換基(この置換基は、約19〜36の原子量を有するハロゲン、C1〜C4アルキル、C1〜C4アルコキシ又はトリフルオロメチルである)を有するフェニルを表さない]で表される化合物及びその薬学上受容可能な塩を、タンパク質キナーゼに対して十分な濃度で投与して、該キナーゼの酵素活性を阻害する工程を含むタンパク質キナーゼ活性の阻害方法。
IPC (26件):
C07D231/54
, A61K 31/416
, A61K 31/4162
, A61K 31/4439
, A61P 1/04
, A61P 1/16
, A61P 5/14
, A61P 7/10
, A61P 9/00
, A61P 9/10 101
, A61P 11/00
, A61P 15/08
, A61P 17/02
, A61P 17/06
, A61P 19/02
, A61P 19/08
, A61P 27/00
, A61P 27/06
, A61P 35/00
, A61P 37/00
, A61P 43/00 111
, C07D401/12
, C07D409/04
, C07D413/04
, C07D491/048
, C07D495/04 103
FI (26件):
C07D231/54
, A61K 31/416
, A61K 31/4162
, A61K 31/4439
, A61P 1/04
, A61P 1/16
, A61P 5/14
, A61P 7/10
, A61P 9/00
, A61P 9/10 101
, A61P 11/00
, A61P 15/08
, A61P 17/02
, A61P 17/06
, A61P 19/02
, A61P 19/08
, A61P 27/00
, A61P 27/06
, A61P 35/00
, A61P 37/00
, A61P 43/00 111
, C07D401/12
, C07D409/04
, C07D413/04
, C07D491/048
, C07D495/04 103
Fターム (53件):
4C050AA01
, 4C050AA07
, 4C050BB05
, 4C050CC16
, 4C050EE02
, 4C050FF05
, 4C050GG01
, 4C050HH01
, 4C050HH04
, 4C063AA01
, 4C063BB01
, 4C063BB09
, 4C063CC22
, 4C063CC54
, 4C063CC92
, 4C063DD12
, 4C063DD22
, 4C063EE01
, 4C071AA01
, 4C071AA08
, 4C071BB01
, 4C071CC02
, 4C071CC21
, 4C071EE05
, 4C071FF04
, 4C071GG01
, 4C071LL01
, 4C086AA01
, 4C086AA02
, 4C086AA03
, 4C086BC37
, 4C086CB27
, 4C086GA07
, 4C086GA08
, 4C086MA01
, 4C086MA04
, 4C086NA14
, 4C086ZA33
, 4C086ZA36
, 4C086ZA40
, 4C086ZA45
, 4C086ZA59
, 4C086ZA66
, 4C086ZA68
, 4C086ZA75
, 4C086ZA81
, 4C086ZA89
, 4C086ZA96
, 4C086ZB13
, 4C086ZB26
, 4C086ZB35
, 4C086ZC06
, 4C086ZC20
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