特許
J-GLOBAL ID:200903033295957043

斜板型圧縮機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石田 敬 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-340942
公開番号(公開出願番号):特開2003-148332
出願日: 2001年11月06日
公開日(公表日): 2003年05月21日
要約:
【要約】【課題】 斜板型圧縮機において、ワッブルプレートのために新規な構成の回り止め機構を導入して圧縮機を小型化すると共に、その信頼性を高める。【解決手段】 メインシャフト4に連結されて回転すると共に、傾斜することによって揺動するドライブプレート5に、スラストベアリング13を介してワッブルプレート6が取り付けられ、その揺動によって複数個のピストン7を往復動させて流体を圧縮する。ワッブルプレート6の回転を阻止するための回り止め機構には、ワッブルプレート6に取り付けられるアウターリング10と、その内面の一部に係合する一対(2個)の円筒シュー11と、それらとは異なる位置に係合する一対(2個)の球面シュー12と、それら4個のシュー11,12がそれぞれ異なる面に係合するように、例えば正方形の断面形を有する固定のセンターシャフト9が設けられる。4個の円筒シュー或いは球面シューのみでもよい。
請求項(抜粋):
ベアリングを介してハウジングによって軸承されて、動力源からの回転動力を受け入れるメインシャフトと、該メインシャフトに連結されて回転すると共に、前記メインシャフトに対して傾斜することができるドライブプレートと、スラストベアリングを介して前記ドライブプレートを支持することにより同じ傾斜角度をとって揺動運動をするが、回転運動は阻止されるワッブルプレートと、該ワッブルプレートの周辺部に連結されて往復運動をすると共に、シリンダボア内に挿入されて流体を吸入及び圧縮する複数個のピストンと、前記ワッブルプレートの回転運動を阻止するために回り止め機構が設けられている斜板型圧縮機において、前記回り止め機構が、前記ワッブルプレートに対して一体又は別体のものとして同心的に取り付けられた環状のアウターリングと、該アウターリングの内面のそれぞれ異なる位置に摺動部材として設けられた2対で4個のシューと、それらのシューの内面がそれぞれ異なる位置に係合するように、相互に異なる外面部分を備えていると共に、それらの外面部分が前記アウターリングの中心に位置するように、且つ、それ自体が回転をしないように前記ハウジングによって支持されているセンターシャフトとを備えていることを特徴とする斜板型圧縮機。
IPC (2件):
F04B 27/08 ,  F04B 49/00 361
FI (3件):
F04B 49/00 361 ,  F04B 27/08 M ,  F04B 27/08 N
Fターム (13件):
3H045AA04 ,  3H045AA12 ,  3H045AA27 ,  3H045BA19 ,  3H045CA03 ,  3H045CA13 ,  3H045DA25 ,  3H045EA13 ,  3H076AA06 ,  3H076BB33 ,  3H076BB38 ,  3H076BB41 ,  3H076CC20

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