特許
J-GLOBAL ID:200903033303950541

廃棄物処分場およびその構築工法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松本 雅利
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-282177
公開番号(公開出願番号):特開平10-118603
出願日: 1996年10月24日
公開日(公表日): 1998年05月12日
要約:
【要約】【課題】 汚染水の外部への浸出を確実に防止すること。【解決手段】 廃棄物処分場は、地中連続壁工法で形成された遮水性の外連壁10と、内連壁12とを有している。外連壁10は、地盤14中の不透水層16に下端が到達する深度まで形成されていて、内連壁12は、不透水層16の上方の透水層18にその下端が位置している。内連壁12で囲撓された内部は、その下端側まで根切り掘削され、掘削後に内連壁12の下端側を閉塞するようにして遮水性の底版20が形成され、内連壁12と底版20とで隔成された凹所22内に廃棄物24が投棄される。外,内連壁10,12で囲まれた部分は、所定深度まで掘削し、多孔質パイプ26を設置して、埋め戻されている。この廃棄物処分場では、外,内連壁10,12間の水位が、廃棄物24の水位よりも常時高くなるように制御装置28によりコントロールされる。
請求項(抜粋):
下端が不透水層または遮水性の底版で閉塞された遮水性の外連壁と、この外連壁の内側に間隔を隔てて設けられた遮水性の内連壁と、前記内連壁の内側を掘削した後に、その下端側を閉塞するように設けられた遮水性の底版とを備え、前記内連壁と底版とで隔成された凹所内に廃棄物を投棄する廃棄物処分場であって、前記外および内連壁間の水位と前記廃棄物の水位とを検出する水位センサを設置し、これらの水位センサの検出値に基づいて前記外,内連壁間の水位が前記廃棄物の水位よりも常時高くなるように給排水する制御装置を設けたことを特徴とする廃棄物処分場。

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